オートメッセに行ってきたよ | やまもっちんのチューニング日記

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スポーツカーのチューニング等をやってるRacing Factory Yamamoto
代表取締役やまもっちんの公式ブログです。

すいません。

待てど暮らせどやってこないパーツのために作業がはかどらず、

寒空を眺めて、そうだスノボに行こうと思い立ち岐阜県の山奥のダイナランドというところへ

行ってきました。

ひと冬に1度行くか行かないかなので、道具的なものは何も持っていません。

なので、すべてレンタルです。

1日リフト券、レンタルウェアーとボードでおよそ1万5千円。

貧乏性なので、元を取るべくお昼ご飯の休憩を除いて最後のリフトまで黙々と滑り続けるのです。

最後のほうは、もう立ち上がるのもしんどい。

でも、結構若い人たちが、雪上でへたり込んでるのを見て、おいら53歳、

まだいけると一安心するのでした。

ですが、帰りの5時間のドライブをするモチベーションが完全に失せたおいらは

何故か金沢で一泊し、翌日はせめて震災に見舞われた石川県に貢献すべく海鮮を求める旅ととしました。

道すがら立ち寄った海鮮市場的なところで、

一番安い1680円の炙り海鮮丼を食べて帰ってきました。

昨日、近所の回る、厳密にはベルトコンベア的なもので運ばれてくるおすし屋さんで食べたお寿司

お会計は680円。

すべてはオートメーションで、「ご馳走様」も言えないおすし屋さんであります。

パーティションで仕切られたカウンターでブロイラーになった気分で食べる機械で握られた

お寿司のほうがはるかにおいしいのはどういうことなのだろうか?と思うのでありました。

利便性や効率化は必ずしも人を幸せにはしてくれない。

そんな時代だから、おいらは不便で非効率な車を求めてしまうのだろうか?


 

時代は移ろい流れていきます。


 

毎年、オートサロンやオートメッセといったカーショーに行くことが恒例となっております。

今日は、その時代の移ろいを実に体感できる、いわゆるトレンドを感じるために、

ローカルなカーショーオートメッセに行ってきました。

新しい車を見ると、少し時代に取り残された気分になります。

ですが気になる車は、デジタルというよりは遥かにアナログイッシュな、

オートメーションではなしえない人間臭のする、どこか泥臭い何かなのです。


 

さて、こちらは今回一番おいらの度肝を抜いた車です。

まったくもっておいらの趣味ではないのですが・・・

古の霊柩車。

小さいころ、このタイプの霊柩車を見かけたら親指を隠せって言われたのはおいらだけではないはず。

いまだに思わず親指を隠す癖が残っていることに自分でも驚きます。

おいらが死んだら、ドライカーボンの4つタイヤが付いた棺桶に入れて、

鈴鹿サーキットで引きづりまわしてから火葬場へ運んでください。

そして火葬場で不燃物はダメと断られて、仕方なくRFYの堀りピットに土葬してください。

残りの人生をこんな霊柩車に乗らなくてよいように精進したいと思います。


 

こちらは、おいらが一番気になった車。

なぜだか、やたらと軽トラックが幅を利かせているオートメッセ。

かなり恥ずかしい車に乗ることに職業柄慣れてしまって麻痺しているのだけど

デコレーション軽トラはできればご遠慮いただきたい。

でもこれは欲しいかも。

まあ660cc以上のエンジンが乗っている時点ですでに軽ではないのかも・・・


 

そしてCSOおはらくん。

おいらはもはや、このあたりの車が86なのかBRZなのかとか

どれが新しくてどれが古いとかまったくわかりません。

 

新車に興味が無いというのいうが正直なところだけど

一度は新車をベースにチューニングカーを作ってみたいなあと思うのでありました。


 

新車は若返らせることはできないけれど

旧社は手を入れることによって若返らせることができる。

果たして人間はどうなんだろう・・・