TOTOのユニットバス組立の様子をご紹介していきます。
ユニットバスが主流になっていますが、実際にはどうやって組立をしているんだろう…
という疑問を解決するためにユニットバスの組み立て方法をご紹介していきます
やまみではTOTOやLIXILのユニットバスは自社の施工スタッフで対応することが出来るためリフォームした際に密着してきたのでその様子をご紹介していきます!!
組み立てをしている現場に行って横からパシャパシャ📷と写真を撮ってきました
ちなみにまず始めにどんな人が組立をしているのかというと…
ユニットバスにはそれぞれの住設メーカーの組立の認定資格というものがあります。
ユニットバスにもメーカー保証がついているのですが、この認定資格者が組立をしていないと保証が効かなくなってしまいます。
ユニットバス職人の多くはメーカー(商社)などから組立依頼を請けて新築やリフォームの現場に行き組立をしています
ですので、ほとんどのリフォーム会社様や工務店様はそれぞれTOTOやLIXILのメーカーに組立を依頼しています。
あるいは商品を卸してくれる商社様へ依頼しているケースがほとんどです。
間に一つ会社がかんでしまうためどうしても打ち合わせがうまくいかなかったり、応用が効かなかったり、コストが余分にかかってしまいます。
また下請け会社さんに依頼する形になるので技術面での差がうまれてしまい、職人ガチャのような形になるので初めて1年未満の職人に当たるか10年以上のキャリアの職人に当たるかは運次第になってしまいます。
自社のスタッフだからこそリフォーム中のイレギュラーにも迅速に対応しお客様とも直接ご相談をしながらお風呂を組み立てていくことが出来ます。
また施工スタッフが決まっているので外注さんとは違い、技術に差が出るようなこともありません。
(弊社のスタッフは8年以上メーカーで組立をしており、技術面でも表彰歴があるほどの自慢のスタッフです)
ということで!さっそくユニットバスの組立の様子をご紹介してきます!
今回はTOTOのユニットバス「サザナ」です。
まずは脱衣場の床の高さとフラットにするために脚の長さを調節し、土台となる部分を据えていきます
今回は在来工法のタイルのお風呂だったので土間を打ったので予定をしていたユニットバスの脚の長さに合わせて土間の高さを調節しているので350㎜という脚を使いました
土台を据えたら排水管を繋いでいきます。洗い場と浴槽側の2個所に排水があるのでどちらも繋いでいきます。
場合によっては排水が立ち上がっている位置がユニットバスの土台の脚の位置と被ってしまっている場合もあったりするのですが、弊社は設備も自社のスタッフなので事前に情報共有済です
事前に準備していた追い焚きと給水給湯の配管はあとから設備屋さんなどが繋ぎやすいように準備しておきます。
※資格の関係上、ユニットバスの職人は追い焚きや給排水の配管の繋ぎは行いません
しかし、弊社の場合は資格を持っているため同じ職人での対応が可能です
土台の設置が出来たらユニットバスの床を敷いて浴槽を入れていきます。
仕上がり面になるので浴槽や床が傷つかないようにしっかりと養生をします。
※この浴槽の搬入も熟練したスタッフだと搬入経路も迅速に判断し、周りに配慮して傷つかないように搬入することが出来ます
浴槽を据えたら壁を叩きこむフレームをつけていきます。
ここが一番重要で、どうしてもリフォームとなるとお家の壁や床が少しずつ傾いてしまってきていたりします。
もちろん、新築とは違いリフォームの場合は1ミリ単位で壁の立ち(垂直)を出すことは難しくなってしまいますがなるべく垂直になるようにレーザーを使ってみながら調整をしていきます。
この際に事前に打ち合わせが出来ていないと壊し足りないということが起きてしまいます
自社スタッフであればそんなイレギュラーでも、組立するスタッフが壊してくれたりその場で対策をすることが出来ます
調整が終わったら入口のドアを付ける枠を取り付けしていきます。
このあと壁のパネルを入れていくのですが、お風呂の器具(蛇口やカウンター、風呂フタフック、給湯器のリモコン)など位置にあわせて壁のパネルに穴をあけないといけないためお客様と器具の位置をご相談させていただきながら壁のパネルを加工していきます。
加工したパネルを順番に先程のフレームに叩き込んでいきます。
あて木をあてて上から樹脂ハンマーで叩いていくのですが、慣れた職人は簡単そうにはめこんでいきますが不慣れな職人ですと力加減が分からず壁に打コンといって叩いた跡がついてしまいます。
※これが難しいようで始めは皆、本当に苦戦しています…
そのあとに目地を入れて壁を固定していきます。
壁を叩き込んだら天井を載せて形にします!
形になったら先程の穴をあけたところに実際に器具を取り付けしていきます。
器具をつけたあとは既設に窓がある場合はパネルをカットして窓枠を作っていきます。
窓枠を取り付け終わったら窓枠や浴槽周り床周りにコーキングをうっていきます。
※ユニットバス職人は別名コーキング屋さんと言われるくらいコーキングをうつのですが、これがまた重要になっており、仕上がりが大きく左右されます。
コーキングがきれしてしまったり、気泡などがはいってしまう場合もあるためここでも始めは苦労するポイントです。
コーキングをうち終わったら完成です。
本来ですと次の日に設備屋さんが入って給排水や追い焚きの配管を繋いだり、電気屋さんが照明や換気扇を繋ぎます。
せっかくユニットバス屋さんがキレイに掃除をしてもそのあと別の職人が入ることで浴槽や床が傷ついてしまうリスクもあります…。
弊社は同じ会社のスタッフ間で行うため、その日の内に接続し、その後清掃し仕上げます。
コーキングが乾くのに1日かかるため本来は次の日にお風呂に入っていただくことが可能です。
その日に入る場合はコーキングに触れないように気を付けながらでしたらお風呂に入っていただくことも可能です。
弊社はご相談いただければ対応させていただきます。
ぜひお風呂リフォームは専門店のやまみ住設にお任せください!!