こんにちは。
「ITコンシェルジュ」こと、
UTソリューションズ 吉川です。

 

先週7月2日にはDX用語として、「API」という用語を解説しました。

 

今回は、15個のDX関連用語を解説します。

IPA DX SQARE 「DX用語集」よりご紹介します。

 

 

(1)アジャイル/アジャイル開発

ユーザーの変化する要求に対応するために、機能を中心とした小さな開発サイクルを回す開発手法のこと。

 

※極論を言えば、仕様書を無くした開発。仕様書を作成している間に、社会の価値観が変わってしまったり、顧客のニーズが変化してしまう時代です。

たとえば、iPadやiPhone、そしてandroidスマホ ・・・ これらにはマニュアルは付いていません。

顧客のニーズや欲求に合わせて、その都度カスタマイズ(バージョンアップされていきます)

 

(2)オープンイノベーション

企業の内部と外部のアイデアを組み合わせ、革新的で新しい価値=イノベーションを創り出すこと。

 

(3)クラウドサービス

従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、サービス提供者がネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するもの。

 

(4)ケイパビリティ

能力。ビジネスにおいては、企業の組織的能力や強み。

 

<関連語>ダイナミック・ケイパビリティ dynamic capability は動的能力の意味であり、ビジネスでは変化する経営環境に合わせて素早く変革できる経営能力。デイヴィッド・J・ティースの提唱。

 

<関連語>オーディナリー・ケイパビリティ ordinary capability は普通の能力のことであり、ビジネスでは経営資源を効率的に利用して最大限の利益を得る能力。

 

 

(5)コミットメント

委任。責任を伴う約束。

 

(6)コンテナ

コンピュータ上に他のプロセスから隔離されたアプリケーションの実行環境を構築することにより、仮想的な動作環境を実現すること。より少ないコンピュータリソースでアプリケーションを実行できる。

 

(7)サイバーフィジカルシステム

実世界(フィジカル空間)におけるモノやヒト、コトのデータを収集し、コンピュータの仮想世界(サイバー空間)でデジタル技術を用いてデータを知識とし、それをフィジカル空間にフィードバックして価値を創出するループを繰り返すシステム。

 

(8)事業継続計画(BCP)

企業が自然災害やシステム障害などの緊急事態に事業を継続するための計画。この計画では災害を最小限に抑え、早期復旧を図る。略語は BCP。

 

(9)ディスラプション

破壊。ビジネスでは破壊的イノベーションの意味で使われることがある。

 

(10)出口戦略/計画

投資から収益を得る戦略や計画。Exit プランやイグジットプランとも呼ばれる。

 

(11)デザイン思考

既存の問題や課題を解決するのではなく、製品やサービスを使用するエンドユーザの立場から考えて、根本的な解決を探ること。

 

※今は経営もデザイン思考で考える時代です。「経営デザインシート」は経営戦略の立案にはとても役に立ちます。

 

 

(12)デジタイゼーション

デジタル化。IT 化と同義。経済産業省「DXレポート2」の定義では、アナログ・物理データのデジタルデータ化のこと。

 

(13)デジタライゼーション

デジタル化して製品やサービスの付加価値を高めること。経済産業省「DXレポート2」の定義では、個別の業務・製造プロセスのデジタル化のこと。

 

※デジタイゼーション → デイタライゼーション → DX  と3段階に分けて推進していきます。

 

(14)デジタルツイン

現実の世界から収集した様々なデータを、コンピュータ上で再現する技術のこと。

現実世界とバーチャル世界が双子のような関係を表す。

 

(15)ノーコード開発

プログラムコードを書くことなくソフトウェア開発をすること。

プログラムのコード部品を組み合わせることで開発する。

<関連語>ローコード開発・・・FileMakerが代表的な開発ツール。

 

DXでよく使うIT用語ですが、いかがだったでしょうか?

覚えにくい用語もありますが、当ブログを保存版として、保管されておいてはいかがでしょうか?

 

※吉川コメントです。

 

 

弊社は、システム開発事業を行っています。

食品メーカーの受注管理システム、建設会社の原価管理システム、などの業務管理システム開発がメインです。

 

開発ソフトはFileMakerを採用することで、高品質・迅速納期・良心的価格を実現できました。

https://www.ut-s.net/filemaker

 

 

FileMakerを使うことで、新たな価値観を想像できます。

たとえば、今まで開発なんて無縁という人が、このFileMakerで開発することも可能です。

文系出身の人でも、このFileMakerで開発することも可能です。

むしろ経験のない方の方が、創造的なシステムを構築できるかもしれません。

 

これこそDXの目指すところです。

 

 

 

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。