雨増水の2・尺

 

狩野川 2-①日目

2024/3/1金曜日6:10-13:00 雨・曇/水温9.8℃~

3尾/アマゴ

山夷68S T2,D-Contact63

EXC630LM,18EXIST 2500S-CXH,PE0.6/LE6LB

EXC560ULX,22STELLA C2000SHG,PE0.5/LE5LB

RZI484S-UL,22EXIST FC LT1000S-P,PE0.3/LE4LB

ネット / Silky wood マスールバーチ

カメラ / Nikon Z30

レンズ / NIKKOR Z 40mm f/2

 

 

解禁日釣行なんて9年ぶり。

幕開けは狩野川、しかも宿泊。

片道130km~は極力このパターンでいきたいです。

 

そして、買った年券(8,000円)。

日釣券1,800円になり5回分以下なのでこの際。

 

近年魚影薄めと伺っており、釣り人も少なくなった様子。

でもそこは解禁日、人は多いでしょう。

だから漁協HPで確認、放流無し区画狙い。

「強気」ではなく、単に人込み苦手なだけ。

釣る自信も無いけど、年越し魚を狙わなければ片道130kmが浮かばれません。

 

 

ロッドは昨年失敗(730ML)したので新規投入の560ULX。

昨年の730MLは行く流域にはやや硬いし、6fクラスに慣れていたので取り回しもイマイチ。

 

道中雨足強く不安な気持ちで到着。

良かった、ごく軽い笹濁りと増水がいい感じ↓

ただ絶好の様子も私は増水が苦手。

理由はわからず。

 

水温測ると10℃弱。

流れ早いがアマゴ達は快適ゾーンでしょう。

年越し良型狙い、BOWIEを結んで深・緩の瀬から攻めていきます。


 

解禁日で何度もポイント移動できないだろうからじっくり流します。

まぁまぁ余すところ無くやったけど駄目。

 

下ってワクワクするような淵↓

(画角の関係上見えていませんが下流に淵)

本日最大期待ポイント。

ここもルアー変えて相当粘るも駄目。

う~ん、ショックと雨の相乗効果で気分急降下。

 

 

その下流も駄目↓

いけなそうなところまで下るもバイト無し、魚影無し、ヒント無し、駄目×無制限。

 

ここでは後からお一人来られましたが、自分が一番良いところを撃っていたので諦め移動されました。

ごめんなさい、でも私釣れてないのでまた別時間に入られてください。

 

 

あまりの駄目感に萎え、支流へ↓

狙いは年越し良型から、年を越した単なる魚へ...

 

ロッドは再び新規投入レイズRZI484S-UL。

支流のバックアップロッドですが今日はメイン。

自分の行く支流だと4f8in前後が一番良い感じ。

 

 

本流からすぐのところに入渓。

これはまさか差して来るか?

一瞬だけ年越し良型狙いに戻します。

 

でも滝周辺は駄目。

 

 

↑こちらなんか100%いますよ。いるはず。

蝦夷50S 1stでギラギラさせますが、ギラギラしているのは自分だけ⤵

 

この区間も放流無いので誰も居ない。

でも解禁日だから何かあっても良さそうなのに。

あと水量が多い。

遡行出来るか。

 

 

私の遡行力では厳しそうな箇所で諦め↑

こちらも本流同じく駄目感100%。

200m程の苦労した遡行旅はおしまい。

 

支流もバイト無し、魚影見ず。

年越し狙いとはこういうことか。

身の程知らず。

 

計画では本流で数尾、支流で数尾獲って終い予定も駄目すぎてまだ9:30。

ここまで計画が壊れると明日行こうと思っていた本流箇所しか自分には残ってない。

 

 

10:00着、河原には誰も居ません。

人に会わない作戦だけは成功。

 

少しずつ下りながら黙々とクロス&ダウンCで山夷を流します。

ロッドは630LM。

これが自分の狩野川ベストロッド。

シングルハンド級の6f6inがあれば最高。

 

無反応。

 

時は11:30、ワンバイトも無しです。

そろそろ心が折れてもいいでしょう。

 

でも解禁日のアドレナリンがかろうじて残アリ。

もう1箇所歩いてポイントに入ります。

 

鵜がいる。

つまり鵜がいる限り、魚もいる!

朝服用した花粉症薬が変なポジティブを生み?最後のやる気を狩野川にぶつけます。

 

荒瀬ではなくちょうどよい早瀬か。

山夷遠投、流芯横切らせターンの教科書通り。

 

ドスン!

本当?と自問自答。

根掛かりじゃない。

動いている。

しかも大きい。

 

3-①瀬/Cross/山夷68S TYPE2

 

叫んでしまいました。

やったー!と四度も。

 

3-②

 

曇りだったこともあり、上手く写せなかったけど銀ピカの33㎝

(正確には33㎝弱^^)

 

3-③

 

苦節5時間。

初バイト、初魚が尺とは。

 

増水の奇跡。

居着きのようです。

 

 

興奮を鎮めるためにフック交換、ラインカット。

これで終わらずやはり再開。

やはり誰もが二匹目のどじょうは好きなんだ。

 

少し下って似たような瀬でガツン↑

 

おおっ

今までは何だったんだ。

しかしこちらネットに横たえた瞬間脱走。

見た目23cm。

逃した魚は綺麗だったなぁ。

 

 

そろそろ良さそうなポイントがなさそう。

あとは荒いか浅い瀬なので自分好みのPはこれが最後↑

 

ラストポイントは立ち位置からアップとアップクロス。

 

ロストが怖くて大好きな65 1stではなくDコン^^;

投げ入れて2・3トゥイッチ。

 

ガツンと重い。

まさか、また大きそう。

 

魚のパワーを堪能して無事キャッチ。

また尺アマゴ、31cm。

 

4-①瀬/Up cross/Dコンタクト63

 

今度は叫ばずとも幸運を噛みしめ。

増水様々。

 

過去増水でいい思いをしたことは殆どなかったけど、今日爆発。

 

4-②

 

最高の解禁日になりました。

 

4-③

 

こんなに良いことがあり、なんだか怖い。

でも実は河原で3回も転んでしまいました。

狩野川は石が大きくて躓きます。

擦り傷程度でしたが、これでプラマイ0と勝手判断。

 

4-④

 

しかし、2尾も尺が獲れるなんてやはり怖い。

いや、こんな時があってもいいはず。

だってその前5時間何もなかったのですから。

 

桂川なら絶対諦めて家に帰っています。

遠征の方が肝が据わるのかな。

いや単に泊まるから帰れないだけ。

 

 

午後1時、初日はおしまい。