SMITH / FNL-T511L-RF トラウティンスピン フィールドリーム ノイエリミテッド

 

 

2022年、冬の管釣りシーズン前に購入。

贅沢というか、無駄遣いというか、所有していたモーリスグラファイトワークス BWS-60F-DTRXの様々な部分にある文字のデコレーション、最後はもう魔除け文字みたいに見えてしまい交代(大変失礼)です^^;

 

買うまでが楽しい妄想時間では、昔持っていたウエダSSS-60Siの中古購入に傾いていましたが、色々見ているうちにこのロッドへ辿り着き、希望するロッド特性と質感を持っていたので購入。

 

 

管釣りの「ミノー+スプーンをこれ一本で」用途のため、ハリと柔らか味のバランスが良く、HMKL K-I 50SSが快適に扱えるイメージにピッタリ。とても気に入っています。

 

私の場合このロッドは川管釣りの利用が主体のため、ポンドでの繊細な操作感やロッドへのシビアな要求はありません。

 

超軽量ミノーのキャスト、トゥイッチング、フッキングを重要視して、1~2.5gスプーンのレスポンスとバラシ辛さを兼ね備えてればですが、共に高い次元で応えてもらっています。

 

管釣りなので魚とのやり取りを楽しめる柔らかさとレギュラーテーパー寄りアクションも良かったです。

 

 

穿った見方ではスミスらしい素直で基本性能高いロッドのため、ポンド管釣りで繊細な利用をする場合は個性が足りないというか、尖ってないから物足りなさを感じるかもしれませんが、私の用途様々なバランス重視ロッドという面からはかなり高性能。

 

実際のところ、すそのフィッシングパークでスプーンの釣りで使用した際は、魚を掛けた時の乗せ方や寄せる過程でのいなしなど高レベル。

 

私の中でポンドでの釣りはノリーズ アンビシャスがエースですが、フィールドリームの軽くて高性能なところは時代が違う(アンビシャスは2015年以前に出たロッド)印象を受け、使う度に元々の前提である?スプーン使用での評価が高まっています。

 

 

前述の「ミノー+スプーンをこれ一本で」用途は、SSS-60Si(こちら本来渓流用)を10年使用後に売却して後悔していましたが、T511L-RFはSSSの奥行きあるしなやかさ以外の要素においては「代わりを見つけた」気分です。

 

現世の渓流釣りではSSS-60Siのようなロッドの立ち位置(需要)が無いと思うのと、ウエダの血筋を受け継ぐ方々からのSSS復刻なども無いでしょうから、T511L-RFを長く使える気がしています。

 

外見も質感高く気に入っています。

SMITHさん良いロッドをありがとうございます。