凄ワザは9/3 | やまめ工房の日記2010+α

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「凄ワザ」の公式HPがやっと更新された。
http://www4.nhk.or.jp/sugowaza/
9月3日の夜の放映です。
収録は梅雨真っ只中の6月で当日も雨でジトジト空気。
縛りは紙製であること。
接着剤や塗装は自由なので考えられる限り固めて湿気で動かないように作ったのよ。
競技方法はカタパルト発射して距離を競う。
初速20m/s以下の遅い発射速度が条件。
通常の紙カタパルト機の初速は50m/sぐらいだから遥かに遅い。
発射速度は事前に計測してきっちり20m/sに合わせている。
この速度では到達高度は15m行けば良い方だ。
ロケットみたいな弾道飛行では距離が出ないのでおのずと滑空勝負の機体設計となる。
ここで問題となるのが素材の性質。
ケンランを使って組み立てた機体はどんなに塗料で固めても動きまわるのが目に見えている。
主翼はペーパーハニカムで固めて胴体もエポキシ浸けしたケンランで2重の三角胴を採用した。
これだけやっても想定外の事は起きる物で前日調子が良かった機体は収録当日は狂ってしまって使い物に成らず。
予備機でのトライとなる。
本番は1回だけの飛行。
何度もトライできるならもっと攻めた設計の機体で臨む所だが1回しかチャンスが無いとなると冒険も出来ないので確実な線で無難にまとめるしかない。
もし素材自由で好きなように作って良いとなったらどんだけ距離が伸ばせるか、初速20m/s発射で300mぐらいのレベルに成るだろう。
HLGを飛ばすシーンも沢山入ってくると思うのでお楽しみに。
収録会場のボートメッセという天井高さ32mのドームはカテ3練習に最高でした。
たぶんこいつの飛行も出てくると思うよ。
良い練習機会を作ってくれたNHKさんに感謝。