ハワイアンコードでブレスの試作。 | 【不定期更新】ヤママユ・ペンギイナ~「楽しむ事」を大切にする大人へのこだわりアクセサリーのお店、時々ペンギン~

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主にハンドメイドアクセサリーの作品制作に関する事、
ペンギン、イラスト、
日常ネタを徒然なるままに綴ります。

どうも!どうもどうも~

いつもありがとうございます!

ヤママユでございますジェンツーペンギン

 

右肩甲骨の痛みはこないだより

軽くはなってきたものの

まだ痛みは残る…(´ε`;)ウーン…

でもって、右二の腕とデコルテに

謎の湿疹が数日前からできていて

(あせもをこじらせたのか

引っかいて化膿しちゃったのかなんなのか…)

痛痒いんですよ。。。

今、化膿に効くタイプの軟膏でなんとか治そうと、

かゆみという強敵と戦ってます(;・∀・)

右二の腕は筋肉痛から青タン作ったような

押されると痛い感じになってきたし(;´Д`)

こんな大事なときにポンコツ状態ですよまったく…

 

で!!話は変わるんですが!!

ジェンツーペンギン「そろそろ新しいブレスも作りたいな~

久しぶりにマクラメやりたいな~」と思い

自分用の新しいブレスを

新しい素材を使った作品の試作も兼ねて

作ってました。

その「新しい素材」というのがコチラ!

「ハワイアンコード」に

最近すごく興味が湧いてまして!!

(ちなみに基本的な使い方を学ぶため教本も買い、

メタリックな「ラメルヘンテープ」も

奇跡的に仙台で取り扱いのあるお店を発見し

そちらも一部ですが購入しちゃいました!)

この水にも強くてカラフルな新素材

まずは自分用の新ブレスを試作して

・今まで蝋引き紐でやってきたマクラメ編みの

 テクニックを応用できるのか

・これからハワイアンコードで商品を作るうえで

 どういうタイプのものがいいのか、

・どういう点に気を付けて制作すべきなのか

を試作と実際の使用で探っていこう!

という挑戦と研究をしているところなのです。

 

で、作ったのがコチラ。

カラーは芯にシルバー、

結びひもにはオレンジとホワイトを使い

「ジェンツーペンギンのヒナ」をイメージした

カラーリングに。

そしてメインは中央の「トレードビーズ」の

ミルフィオリです!

 

★「トレードビーズ」とは何ぞや~?ざっくり解説★

 1400年代後半~1900年代初めくらいにかけて、

 ヨーロッパ諸国(主にベネチアやボヘミアで生産)で作られた、

 アフリカや北米大陸との貿易に使用されてきたビーズ。

 現代のベネチアンビーズの技法にもある

 花模様の「ミルフィオリ」や山型模様の「シェブロン」など

 美しい模様や色のビーズが

 当時のアフリカの人々を魅了したことから、

 これらのビーズを通貨代わりに、アフリカからは

 金や象牙、宝石、奴隷を、

 北米大陸の先住民からは毛皮などと

 交換されてきたといわれている。

 その後、1960~1970年代の

 ヒッピー文化全盛期にアフリカから

 欧米に逆輸入され、「平和のシンボル」として

 ヒッピーたちを中心に愛好された。

 特にミルフィオリのビーズは「LOVE BEADS」と呼ばれ

 「愛・平和・自由」を掲げるヒッピーたちの象徴として

 ネックレスなどのアクセサリーにされたそう。

 現在でもエスニック系のお店を中心に

 アンティークビーズとして愛好されています。

 

アンティークものがとにかく好きなので

トレードビーズもちょこちょこコレクションしてます。

で、この赤のホワイトハーツも

1900年代初頭のアンティークのビーズなんです!

ホワイトハーツはネイティブアメリカン系のアクセや

エスニック系のアクセにピッタリで

シードビーズのように小さい粒から

7~8ミリくらいの大粒までいろいろあります☆

現代ビーズでもホワイトハーツはありますし、

ヴィンテージ・アンティーク物も専門のショップさんで

見つけることができます。

 

白を芯地に使用することで

その上にのせるカラーがより鮮やかに見えるのが

ホワイトハーツの魅力でもあります♪

 

編み方はコード部分はクロスねじり結び。

トップの部分は

コードがビーズのホールに入りきらないので

(蝋引き紐と違ってコードの幅が広く

厚みもそこそこあるので

大きめホールでもコード3~4本が限界だった…)

フィッシュボーンの技法の応用

トップのビーズを結び紐で囲む方法にしました。

久しぶりにマクラメをやるというのに

クロスねじり結びという

難易度の高いのをやる

なんちゅう無謀さよ。。。(;´Д`)ノ

スワロフスキーを使うかどうか迷いましたが

トップのミルフィオリのトレードビーズと

アンティークホワイトハーツに合うよう、

スワロは使わず、トップの両サイドに

年季の入ったボーンビーズを入れて

全体をエスニック系でまとめました。

蝋引き紐は紐の接着に

ライターの炎で炙って紐を溶かして

焼き止めで固めれば大丈夫なのですが、

ハワイアンコードやラメルヘンテープは

焼き止めはできないので

コードの始末は接着剤を使う必要があります。

コードがほどけないようしっかり固定したいときは

ビニール同士を接着できるタイプの

接着剤が必須かなと思います。

 

なので、実際いつも作っている編みブレスの要領で

端紐の部分に平結びで留め具を作って

端紐をひっぱって調節する

ブレスにしてみたのですが…

・接着剤でコードを切ったところを固定するため

 あまり強い力を加えられない

・留め具部分の接着剤が固まって

 コードがスライドしにくくなる

という課題に直面してしまいました(;´・ω・)

これらを考えると、商品用にブレスを作る場合は

平結びで留め具を作る引き紐調節タイプは

ハワイアンコードには向かないのかもな。。。

 

コードの留め方については、

ボタンで留めて使うタイプや、

大穴ロンデルなどを使って調節するタイプ、

調節できるとめ結びを応用するなど

どの方法がベストなのかを

これからまた作ってみて探ってみます。

 

まだまだ研究は必要ですが

いつもの蝋引き紐とはまた違う

新鮮な感覚で制作を楽しめました(^ε^)♪

このハワイアンコードの

「水に強い」特性を活かして

あるコンセプトのもとでどんどん作品を

作っていこうと計画中なので

それが商品として出していけるよう

これからも研究と制作頑張ります!