先週は、株式市場は、NYダウが3連休明けの大幅急落後に一旦僅かに反発して続落、日経平均も8/5以来の今年3番目の下げ幅で4日続落と日米株の弱さが目立ち、為替もドル円が8/5の暴落時安値141.70円目前まで売り込まれて4日続落、豪ドルも反落して終わり、株・為替とも大き目な調整を受けた。

 

先週発表された米経済指標の内、前半は弱い結果が目立ち、8月 ADP雇用統計が前回を下回る10万人割れと、米景気の先行き不安が高まって来たところに、新規失業保険申請件数・継続受給者数が減少、8月 ISM非製造業景況指数(総合)は上昇。

 

週末の米失業率が低下、平均時給は増加して急騰後、同時に発表された雇用統計が予想を下まわって急落と乱高下になったものの、雇用統計は前回より上昇していて、急激な雇用減少による過度な不安は消えたような感が有る。

 

週末には、ドル円・豪ドル揃って、先週間高値から終値まで5円安ほど売られて終わっていて、月初めのイベントを何とか無難に抜けたと見て、今週は株と共に買戻しが入るかも。

 

今週は、日本GDP、中国生産者・消費者物価指数、米消費者・卸売物価指数、ECB政策金利などの発表が続き、特に米消費者・卸売物価指数に注目が集まり、神経質な動きが続きそう。

 

今日は、8時50分の日本GDPで小動きの後、10時半の中国生産者・消費者物価指数で豪ドル主体に多少動きが出た後は23時の米卸売売上高が意識され小動きが続き、発表でドル主体に一荒れすると見て、今日の予想は、ドル円141.60~142.80 豪ドル94.30~95.30くらいかな。クローバー