先週は、株式市場は、日米株式は堅調、上海・香港株は低迷と、強弱マチマチ。

 

為替は、米小売売上高・住宅着工件数など弱い結果ながら、根強い米利下げ観測後退からドル円は7日続伸、豪ドルは豪中銀が政策金利を据置いたものの、利上げを巡り議論された事が明らかになると買いの勢いが止まらず、4日連続で年初来高値を更新し、週末には16年7ヶ月ぶりの106円台まで買われて、5日続伸して終わった。

 

最近のドル買いは米利下げ観測後退に加え、スイス中銀が0.25%引き下げを実施し、欧州中銀も利下げを決定、英中銀も次回で引き下げが見込まれ、欧州各国の利下げ志向からもドルが買われる傾向にあり、FOMCの慎重姿勢が続けば、一段のドル買いの可能性が高くなってきた。

 

ただ、ドル円は4月末の円安是正介入前の高値目前、豪ドルなどは既に超えていて、日銀としても何もしないわけにいかない状況に来ていて、介入か利上げに関する動きが出る事が予想され、突然の動きに慌てないよう注意が必要。キョロキョロ

 

今週は、米住宅価格指数、豪消費者物価指数、米新築住宅販売件数、米GDP・耐久財受注、英GDP、米個人消費支出など注目される指標などの発表が続き、今週も神経質な動きが続きそう。

 

今日は、注目される指標も無く、小動きが続くと見て、今日の予想は、ドル円159.20~160.20 豪ドル105.70~106.30くらいかな。クローバー