昨日は、日経平均は続伸、上海株は反落、香港株は4日振りに反発、NYダウは続伸のまま休みで、日・中株式市場は強弱マチマチ。
為替は、日本市場の間は、前日の植田日銀総裁のタカ派発言を受けたドル売りと、豪準備銀行のタカ派寄りの会合を受けた豪金利先高観からの豪ドル買いが続き、欧州市場に入ってからは、ドル円・豪ドル揃ってジリ高となり、その後もアメリカ勢が休みにも拘わらず、ジリ高が続いた。
ドル円は、7時の安値から10時前まで10銭反発、16時に157.61円まで30銭反落、5時過ぎに158.11円まで50銭反発。
豪ドルは、朝一の安値105.05円から5時過ぎに105.49円まで40銭反発。
昨日は、豪ドルが連日の年初来高値更新で、高値警戒感からドル円共々動きが非常に鈍く、様子見で終わって取引なし。
ドル円は年初来高値まで2円弱の値まで5日続伸、豪ドルの他、スイスフランや南アフリカランドまで対円で年初来高値を更新と、円独歩安になっていて、口先介入などで突然大きく動きそうな気配がしてきて、慌てないよう注意が必要。
今日は、ゴトー日の実需で、寄り付きに多少動きが出た後は21時半の米住宅着工件数・新規失業保険申請件数などが意識され小動きが続き、発表でドル主体に一荒れすると見て、今日の予想は、ドル円157.50～158.50 豪ドル104.90～105.60くらいかな。