このブログでも、以前は毎週月曜日のボウリング・リーグ戦についての心構えなど書いていたのが、止めてから随分経った。

 

思い返すとリーグ戦の参加は、就職して2年目の新入職員歓迎ボウリング大会で、2年連続ブービーを取って、当時流行っていたインベーダーゲームにつぎ込んでいたお金で、名誉挽回をかけて練習を始めたのがキッカケだった。

 

そのうち、社会勉強で友人に連れて行ってもらった中京競馬場で、本命狙いの連勝で買った千円が12,000円になって、そのお金でボウルとシューズにバックを揃えて、ボウリング場に毎日通うようになっていた時に、ボウリング場のスタッフから会員になれば安くできると誘われて入会。

 

インベーダーゲームとコーヒーで、毎日千円使っていて、当時1ゲーム350円くらいだったから自然な流れだった。

 

3年目の新入職員歓迎ボウリング大会では、マアマアの成績で、スプリットやワッシャーのように左右に残ったピンを器用に取るのを見た上司にプロみたいと言われたのを覚えている。当時、名古屋の星ヶ丘ボウルの大会にも出た事が有るけど、散々だった。

 

やがて、結婚して子供が出来て、お小使いも減って、毎週月曜日夜のエスコートリーグだけになって、月に1万円弱くらいになったけど、始めた当時から46年くらい続けていてトータルでクラウンの新車1台分くらいは使ったな~

 

でも、もったいないとは思わない。学校や会社以外の友人も出来たし、ボウリングを通じて諦めない事の大切さを学べた気がする。

 

ゲーム前半の5フレーム目で50点しか出ていなくても、そこから最後までストライクを通せば200点。1パーセントでも可能性が有るなら諦めない、ターキー・フォースと続ければ相手がプレッシャーを感じて自滅する事が有るし、何度も体験できた。

 

自分のモットーは強い相手には強く、弱い相手には弱く、手抜きを感じさせず全勝は避ける、兎に角、勝ち負け関係なしで楽しむ事。

 

今のボウリング場のエスコートリーグは、1978年オープンの「トヨタ水源ボウル」で入っていたリーグで、当時はメンバーも20人くらいでアベレージ175以上、ユニフォーム着用で賑わっていたのが、年々メンバーが減少、アベレージ規制なしのアタックリーグと併合して暫くの2016年に「トヨタ水源ボウル」が閉鎖。

 

そこで、止めても良かったけれど、メンバーごと、今のボウリング場に移り、はや8年。夜の外出が厳しくなったのが脱退最大の理由だけど、他のお客さんも少ない昼間に一人で投げていてもつまらないし、ついに明日のリーグ個人戦をもって、リーグ戦から卒業する事にした。

 

試合当日のメンバー参加が減って、先打ち・後打ち・ブラインドばかりで、先週の当日参加者は自分を入れてメンバー10人中2人だけで、寂しいったらない。ユニフォームを着て、大勢で投げていた時が懐かしい。

 

ボウリングの魅力は他のスポーツと違って、天候に左右されず、老若男女問わず大勢で楽しめる事で、今でも映画一つ見るのと3ゲームが同じくらいだし、まだまだ、これからも楽しめるスポーツだと思う。

 

大会が減り、プロボーラーの年収も野球やゴルフなどとは雲泥の差だろうけど、このままボウリングがすたれていくのは寂しい気がする。諦めてはいけない。

 

パーフェクト300点を出すのは難しくても、250点、200点とかのジャスト賞とか、ストライクとスペアを交互に出しながら200点を出すダッチマン賞、オールスペア賞とかでポイント還元をしてもいいだろうし、大勢で楽しめるスポーツとして、将来も残していって欲しいと思う。キョロキョロ

 

他のメンバーやOB、スタッフが、このブログを見ている事は無いだろうけど、一縷の望みを託して・・ボーリング