昨日は、日経平均が続落、上海株は反発、香港株は3日振りに反発、NYダウは利下げ期待で7日続伸と、株式市場は強弱マチマチ。

 

為替は、先日の日銀金融政策決定会合・主な意見で、利上げに関して活発な意見が交わされた事や、神田財務官の「為替介入をいつでもやる用意が有る」などの円安牽制発言を受けてドル円・豪ドル揃って一旦売られた後、米連銀総裁らのタカ派発言が相次いだ事を受けた米利下げ先送り観測から延々と買戻しが進んでいた。

 

21時半の米新規失業保険申請件数の弱い結果を受けて米10年債利回りが低下し、ドル売り・豪ドル買いが始まり、ドル円はサンフランシスコ連銀総裁のハト派発言から大きく売り込まれ、豪ドルは原油価格の上昇が追い風となって締め間際までジリ高が続き、日通し高値を更新した。

 

ドル円は、朝一の安値から8時まで20銭反発、9時過ぎに155.16円まで40銭反落、10時前まで50銭反発、10時半まで30銭反落、19時前に155.94円まで50銭反発5時過ぎまで60銭反落

 

豪ドルは、朝一の安値から8時まで10銭反発、9時過ぎに102.06円まで30銭反落、13時過ぎまで40銭反発、16時まで20銭反落、締め間際に102.95円まで70銭反発

 

昨日は、豪ドルを9時過ぎに1回買った後は個人的に介入による急落への警戒から手が出せず様子見で終わって、連日でスワップポイント分のマイナスが埋められないまま終わり、マイナスになった。ショボーン

 

今月2日の明け方5時頃の、2回目の介入当時の数字に、ドル円は一歩手前、豪ドルは既に90銭以上となり、いつ介入が入っても不思議ではないと思えるから、暫く様子見するつもり。キョロキョロ

 

今日は、ゴトー日の実需で寄り付きのゴタゴタ後、15時の英GDP、20時半のECB議事要旨、23時のミシガン大学消費者態度指数・速報値の発表で、其々の通貨に多少動きが出る程度で、介入警戒の神経質な小動きが続くと見て、今日の予想は、ドル円155.00~156.00 豪ドル102.50~103.20くらいかな。クローバー