先週は、株式市場は決算期末を迎え高値圏で足踏み状態となり、為替はパウエルFRB議長の利下げ不要発言などで、ドル主体に買い戻され、ドル円は年初来高値を更新したものの、日本の円買い介入への警戒で買いの勢いが相殺され、週末はドル円・豪ドル揃って終値ベースで先々週末と同程度に留まった。

 

今週は、日銀短観、中国Caixin製造業購買担当者景気指数、ISM製造業景況指数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数(総合)、米雇用統計・失業率・平均時給など、注目される指標の発表が続き、特にADP雇用統計と米雇用統計の結果次第で、ドル円が節目の152円を超えて急騰後に介入、または利下げ観測再開で急落するなど、ドル主体に相当荒れそう。

 

日銀がマイナス金利政策を解除したにも関わらず円安が進んだ事で、日銀サイドからも、利上げに関する政策変更など再考される可能性も有り、日銀絡みの報道に注意が必要。キョロキョロ

 

今日は、香港にオーストラリアに英・仏・独など、休みで参加者が少なく、10時45分の中国Caixin製造業購買担当者景気指数で豪ドルに多少動きが出た後は、23時のISM製造業景況指数などが意識され小動きが続き、発表でドル主体に一荒れすると見て、今日の予想は、ドル円150.90~151.90 豪ドル98.20~99.00くらいかな。桜