先週は、日経平均が34年ぶりのバブル期以来最高値更新、中国株は空売り規制が功を為して持ち直し、NYダウは2/2の史上最高値更新を目指し3日続伸後の週末は利益確定売りで反落して終わり、株式市場の過熱ぶりが続いているものの、高値警戒感が出てきた。

 

為替は、週前半は米利下げ観測から失速気味で、中国消費者物価指数の弱い結果などから、ダウントレンドへ変わるかと思われていたところに、日銀副総裁の継続利上げへの否定的な発言がサプライズとなり、日米金利差拡大観測から、ドル買いが再燃して、ドル円は週末に再度年初来高値を更新して終わった。

 

ただ、日銀副総裁の発言は、マイナス金利解除の早期解除が確定していて、続けて早急に上げるものではないと取られ、3~4月で日銀の政策変更が現実になるとの見方から急落することも想定され、買い増しには注意が必要。キョロキョロ

 

今週は、米消費者物価指数、欧・日・英GDP、米小売売上高・卸売物価指数などがポイントで、特に米消費者物価指数の結果が予想を下回れば利下げが早まる事も想定され、注目が集まるところ。

 

今日は、日本勢が建国記念の日の振替休日で休みに加え、中国勢が春節で1週間の休み入りで参加者が少なく、注目される指標も無い事から小動きが続くと見て、今日の予想は、ドル円148.80~149.80、豪ドル97.00~97.60くらいかな。クローバー