38年前の勉強、現在の勉強、その違いは? | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

今年2023(令和5)年の11月5日(日曜日)、

既にご存知の通り、プロ野球セ・リーグの阪神タイガースが1985(昭和60)年以来38年振り2回目となる日本一に輝きました。



日本一が決定した瞬間、大阪・ミナミの象徴である道頓堀には沢山の「虎党」が詰めかけ、そのうちの37人がお約束通りの

「道頓堀ダイブ!!」


大阪府警察に所属しておられる警察官の皆様方、本当にお疲れ様でした。


翌6日(月曜日)付の各新聞は一般紙もスポーツ紙も第1面は阪神一色、


つい先日には日本一を記念した書籍が急遽刊行され、


虎党の興奮は年内一杯収まりそうにありません!!


本日は阪神の日本一から10日を経た11月15日(水曜日)、

世間一般的には「七五三」と呼ばれている日ですが、幼いお子様がおられる虎党の方々にとっては七五三どころではないでしょう。


ところで肝心の阪神タイガースが前回の日本一に輝いたのは1985(昭和60)年、

「団塊ジュニア世代」の僕は当時12歳の小学6年生でした。


振り返ってみますとこの年は阪神タイガース初の日本一の他に

NTTとJTの誕生、プラザ合意、米ソ首脳会議、つくば博、日航機御巣鷹山墜落事故、おニャン子クラブ、ロス疑惑終結、「8時だョ!全員集合」終了…、


我が国が空前のバブル期へ突入するキッカケとなった年でもあります。


その1985(昭和60)年、

福岡県でも田舎に属する地域にて偶然ながら我が国の経済と同じく「勢い」に乗った小学6年生の男子児童がいました。


彼にとって勢いの源は勉学であり、図に乗ったのでしょうね、

無謀にも「東京標準」なるものに手を出してしまいました。


東京標準、

学習塾の『東京標準校』と公開模擬試験の『東京標準テスト』から成る進学塾であり、特に中学受験に関しては抜群の実績を誇っていました。


「東京」という名が付いているにも関わらず、肝心な東京ではマイナーな存在でしたが、我が地元・福岡県をはじめとする地方では今で言うカリスマ的な存在、

東京標準と聞いただけで周囲がビビっていた位です。




その男子児童が初めて『東京標準テスト』を受験したのは1985(昭和60)年の9月、それも下旬である「秋分の日」のこと、

約半年後には小学校の卒業式が迫っていました。


結果は当然ながらボロボロ、

主要4教科のうち国語と算数は4割そこそこ、苦手な理科に至っては3割台…、

残りの1教科もこのレベルだったならば「ある意味」幸いだったのですが、な、何とビックリたまげた門左衛門、

その教科だけは8割を超えていました。

東京標準校のベテラン講師曰く

「うちの塾生でもこんな子はいません」

とのこと。


こうなると人間は冷静さを失い、のぼせ上がってしまいます。

しかも世間を全く知らない小学生ならば尚更でしょう。


昔も今も僕は日本地理と日本史(その教科の名前がバレましたね)が大好きなので、このような点数を多分弾き出せたのだと思います。

この当時、全国的に小学5年次の社会科は「日本の地理」、小学6年次では「日本の歴史」だったことがマッチしたのかもしれません。


最終的には小学校の卒業式までに『東京標準テスト』を合計3回受験したものの、苦手な理科が足を引っ張り『東京標準校』への入塾は果たせませんでした…。

しかしながら社会科だけは常に8割をキープしており、例え『東京標準校』に入塾出来たとしても

即落ちこぼれ→退塾

となるのは目に見えていましたからそれで良かったのです。

人間、勢いだけではやがてボロが出ますからね。


時は経ち38年後の2023(令和5)年、

『東京標準校』と『東京標準テスト』は既に過去帳入りし、僕自身も齢50のオッサン(但し独身)と化しましたが、38年前と同じく勉学を楽しんでいます。

但し、あの頃と違い

「勢い」ではなく「生涯学習」の視点で取り組んでいますので、成績は別として教科による偏りがありません。


現在に於ける勉学のポジションは福岡市博多区に所在する福岡県立博多青松(せいしょう)高校、

福岡県下初の公立単位制高校として1997(平成9)年度に開校し定時制課程と通信制課程から成り立っていますが、僕は後者に籍を置いています。



中学校時代は自身が置かれた環境からして

「勉強をすると損をする」

なる考えが生じた結果、自暴自棄となりましたが、今は全く逆、

卒業までの道のりは果てしなく長いものの、再び勉学を楽しいと思えたことは何物にも代え難い大切な財産です!!





私は福岡県在住の「特定社労士」こと特定社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktk様の活動を誇りに思っております!!



私の事務所のホームページです。