100点満点にはあと一歩及びませんでしたが…。 | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

福岡市博多区に所在する福岡県立博多青松(せいしょう)高校、

1997(平成9)年度に福岡県下の公立高校では初となる単位制を導入した定時・通信制制高校として開校し、老若男女を問わず沢山の方々が学ばれています。


中でもⅠ部(午前)・Ⅱ部(午後)・Ⅲ部(夜間)の3部制から成る定時制課程では毎年度に渡り若干名ながら

「聴講生」

を募集しており、僕は今年度で聴講生「2年生」となります。


青松高校は定時制・通信制共に「前期」と「後期」から成る二学期制の学校、

今年の2月14日(火曜日)、世間一般的にバレンタインデーと呼ばれている日に後期課程の期末試験がありました。


昨年2022(令和4)年の11月下旬に行われた後期課程の中間試験は100点中92点…、

「期末試験こそは…」

と思っていましたが、世の中そんなに甘くありますん。


「あと1点」の壁がとてつもなく厚かったです…。



自身としては100点満点を狙っていただけに残念でなりませんでしたが、これが実力と言うものでしょう。


「あと1点」の答案用紙が返却された2月21日(火曜日)、

この日は僕にとって聴講生2年目最後の授業日でした。


昨年の10月上旬からお世話になった理科担当のM先生に一礼をして学び舎を後へ…、


博多承天寺の参道を歩いて


2014(平成26)年に完成した博多の新しい名所「博多千年門」を潜り


九州最大の鉄道駅・JR博多駅に隣接する『博多バスターミナル』へ到着、


九州屈指の規模を誇るバス交通の要から自宅所在地の福岡県太宰府市まで九州唯一の大手私鉄「西鉄」こと西日本鉄道の路線バスに乗って帰宅の途に着きました。


博多千年門、堂々と胸を張って潜りたかったなぁ…。


確かに残念ではありましたが、小・中学生時代の自分自身と比較した場合、信じられないぐらいです。

勿論、「いい意味」で。


小学校の主要4科目「国算社理」、中学校の主要5科目「英数理国社」の中で常に足を引っ張っていた苦手科目が「理科」、

当時は小テストや定期試験、更には「業者テスト」にて5割取れたら「御の字」、6割だったら「万歳三唱」だった程でした。


しかしながら、転機が訪れます。

僕は幼い頃より日本地理と日本史が大好きでありまして、30代前半、時期的に言いますと平成時代の半ば頃、

国民的歴史作家である司馬遼太郎先生の作品にハマりまくっていました。



司馬先生の代表作と言えば『竜馬がゆく』『坂の上の雲』をはじめとした小説がメインであるものの、紀行文や評論文、対談集も多く執筆されています。


それら数多くの司馬作品の中に『八人との対話』なる対談集がありまして、文字通り司馬先生が8人の著名人と対話するわけですが、

その中の1人が「今太閤」こと田中角栄先生の金脈政治を暴露した

ジャーナリストの立花隆先生



司馬先生は立花先生の名ノンフィクション作品『宇宙からの帰還』を2週間かけて愉しみながら読んだ、というので、僕も興味が湧いてきました。


実は『宇宙からの帰還』、自身が10代の頃に母親が勧めてくれたものの、当時は理科が苦手だったので振り向きもしませんでした。


司馬先生の影響でページを開いた『宇宙からの帰還』、

一言で言いますと人生観が大きく変わりました!!


それ以来、小・中学生向けに編集された理科に関する書籍を読みまくったものです。




おかげさまで理科に興味を持てるようになり、青松高校の授業も1年目は「地学基礎」、2年目は「生物基礎」、何れも理科科目だったものの、

授業についていくことが出来ました。

今の僕があるのは司馬先生と立花先生、

それ以前に自身の母親のおかげと言っても過言ではありません!!


最初に『宇宙からの帰還』を紹介してくれた母親には深く感謝しています!!





私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktk様の活動を誇りに思っております!!