「10円切手と5円切手のセットです」 | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

2022(令和4)年4月19日(火曜日)の昼過ぎ、

僕は福岡市博多区の福岡県立博多青松(せいしょう)高校にいました。



「前期」と「後期」の2学期制である博多青松高校、

1週間前の4月12日(火曜日)に前期入学式が開催された際には満開だった山桜もこの日は殆ど葉桜状態でした。



改めて時が経つ早さを感じます。



ところで所謂「団塊ジュニア世代」である齢48のオッサン(但し独身)が何故に高校へ用事があるのでしょうか?

それは博多青松高校が毎年度に於いて若干名ながら募集している「科目履修生」制度を活用して高校の勉強を学ぶためです。


地上7階・地下2階の立派な校舎では4月12日(火曜日)の午前中に地下2階の体育館にて前期入学式、

同じ日の午後からは3階の視聴覚室で科目履修生を対象とした「開講式」が行われました。


賑やかな入学式に対し開講式はささやか、

それでも卒業を目指す本科生と「生涯学習の一貫」として学習に取り組む科目履修生は晴れて博多青松高校の一員となりました。


この日の前日である4月18日(月曜日)に前期の授業がスタート、

各自が登録した担当科目と教室、そして担当教員の方々の氏名が掲載された一覧表が校舎内の壁に貼り付けてありました。



博多青松高校は「単位制」を導入している定時制高校、

時間割は生徒さん自身が教員の方々のアドバイスも交えて作成します。


実を言いますと僕は博多青松高校に於ける科目履修生の「2年生」、

「1年生」だった昨年度2021(令和3)年度に登録した科目は理科科目の地学基礎でしたが、「2年生」となる今年度は同じく理科科目の生物基礎を学びます。


基礎となる教科書は開講式の日に地下1階の「アリーナ」なるコモンスペースにて購入しましたが


教科書とセットで使用する「副教材」に関しては日程をずらした上での販売となります。


副教材の発売箇所は5階の504大講義室、

僕の場合は楽勝で購入出来ましたが、丁度「Ⅰ部」と呼ばれる午前部の授業が終了した直後は生徒さんの行列で溢れかえっていました。



まさに「タッチの差」で並ばずに購入出来た副教材は『ネオパルノート生物基礎』、

教科書も副教材も出版元は広島市西区の㈱第一学習社さんとなっていますが、


偶然にも昨年度に登録した地学基礎科目と全く同じ組み合わせ且つ同じ出版社です。


通常ならば昼休みの時間帯、

お昼の校内放送は「新年度生」こと新入生を対象とした部活動紹介が生徒会によって伝えられていました。



どの部活動にも新年度生の皆さんが1人でも多く入部してくれることを願っています。


ところで博多青松高校にはⅠ部(午前)・Ⅱ部(午後)・Ⅲ部(夜間)の3部制から成る定時制課程の他に

「福岡県内の公立高校では唯一となる通信制課程」

が設置されており、老若男女問わず数多くの皆さんが学んでいます。



通信制の高校・大学にとって「授業・講義」に該当するのがレポート、


博多青松高校の場合は今年度2022(令和4)年度よりレポートの提出時に切手が必要となりました。



文部科学省が認定した通信教育課程のレポート提出には「第四種郵便」が適用されますので切手代は僅か15円、

肝心な切手は2階の売店にて早くも販売を開始しましたが、


店員さん曰く

「現在は15円切手が存在しませんので、10円切手と5円切手のセットで取り扱っています」

とのこと。



平成時代の半ばまでは15円切手が存在していただけに残念でなりません。

郵政会社さん、15円切手の復活を望みます!!


ちなみに通信制課程も定時制課程と同じく単位制を導入しています。


この日の福岡県は雲1つ無い晴天、

博多青松高校の自慢である3階の「屋上庭園」では次世代を担う若き生徒さんが思い思いの一時を過ごしていました。



山桜は殆ど散りましたが、新年度生の皆さんにとっては新しいスクールライフが始まりました。



さて、どんな出逢いが待っているのでしょうかね。





私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております!!