2021(令和3)年10月14日(木曜日)の13時、
かねてから噂されていた通り、東京・千代田区の国会議事堂にて衆議院が解散されました。
自由民主党所属の大島理森・衆議院議長により
「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」
大島議長からの「重大発表」によって正式に衆議院は解散、
代議士一同による万歳三唱の声が国会内に響き渡りました。
日本国憲法第7条3号
「天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために左の国事に関する行為を行ふ。
3…衆議院を解散すること」
衆議院を解散する権利は天皇陛下が有していますが、実質的な解散権は内閣に在ります。
今回の場合ですと10月4日(月曜日)に自由民主党総裁の岸田文雄・内閣総理大臣によって発足したばかりである岸田内閣に該当します。
「総理大臣の宝刀」とも評される衆議院の解散、
新しい内閣が誕生して僅か10日間での解散は戦後の最短記録となりました。
尚、大島議長はこの重大発表を以て代議士、と言うより国会議員そのものを勇退します。
また1人、大物代議士が政界を後にしました。
衆議院の解散は
「日本国から代議士が消える」
ことを意味します。
10月19日(火曜日)に公示され、同・31日(日曜日)に投開票が実施される第49回目の衆議院議員総選挙、
2017(平成29)年の10月22日(日曜日)に投開票が行われた第48回目以来4年振りとなります。
代議士、つまり衆議院議員の任期は4年、
本来ならば任期満了に伴う総選挙が10月10日(日曜日)若しくは同・17日(日曜日)辺りに実施されるはずでしたが、前述の如く解散しましたので
本来の任期満了日である10月21日(木曜日)を越えて総選挙が行われることになりました。
今一つ勢いに欠けている与党の自由民主党と公明党が政権を守れるのか、それとも立憲民主党をはじめとする野党が政権を奪うのか、
令和最初の衆議院議員総選挙は近年稀に見る激しい戦いとなりそうです。
私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。
私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り
「合格基準が透明な社労士試験」
「受験生の努力が報われる社労士試験」
の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております!!