閉鎖の数日前に何と…。 | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

2020(令和2)年6月30日(火曜日)、

九州最大の繁華街である福岡・天神にて1つの書店がこの日を以て営業を終了しました。


『ジュンク堂書店  福岡店』、

九州最大規模を誇る大型書店として親しまれていました。


閉店時間の20時が近付くにつれ、名残を惜しむ人々が正面出入口の前に集まります。



「九州最大規模」だけあってKBC九州朝日放送や西日本新聞社といった地元メディアも取材に訪れています。



20時を過ぎてもレジは長蛇の列、

向かいにある『天神ビブレ』跡にも人だかりが…。



通行人も足を止めます。



周辺道路を塞ぐレベルになったところで最後のお客様が店舗を後にして


KBCのテレビカメラがスタンバイを開始、


正面出入口に店員さんが一列に並び


細井実人店長が2001(平成13)年以来19年間に渡る感謝の言葉を述べ


スタッフの皆様方は沢山の拍手に見送られて店内へ…。


感無量だったことでしょう。


最後のシャッターが


ゆっくりと閉まり


20時35分、


『ジュンク堂書店  福岡店』は19年間の歴史に「一応」幕を下ろしました。

あくまでも「一応」ですよ。


『福岡店』の本来の営業時間は10時~21時、

最末期は新型コロナウイルスの影響により11時~20時に短縮されていたものの


国の緊急事態宣言が発令されていた期間は18時に閉店していたことを考えると恵まれているでしょう。

今まで沢山お世話になった『福岡店』にて最終日に購入した書籍は森下典子先生著の新潮文庫「猫といっしょにいるだけで」、


店舗の2階に備えられていた記念スタンプを


ブックカバーに捺して


九州最大規模の書店を後にしました。


ところで『ジュンク堂書店  福岡店』は自社ビルではなく「MMTビル」のメインテナント、


閉鎖理由は業績不振ではなく天神地区の再開発事業によるものであり、MMTビルもその対象に入っています。


『ジュンク堂書店』が閉鎖されたあとも

『ドラッグイレブン  福岡市役所前店』


『サイゼリヤ  福岡市役所前MMTビル店』



『スターバックス  メディアモール天神店』


これらをはじめとするテナントは営業を継続していますが、近いうちに立ち退きを強いられることでしょう。

やがてはMMTビル、正確にはメディアモール天神ビルも解体され、4年半後の2024(令和6)年末に19階建ての高層ビルとして生まれ変わります。


惜しまれつつ閉鎖された『福岡店』ですが細井店長のご挨拶でも発表されていた通り、何と閉鎖の数日前に移転先が決定しました。

再オープンは8月上旬の予定、


場所は天神の西側に位置する「天神西通り」の


外資系衣料専門店『フォーエバー21  福岡店』跡に入居するとのこと。


『フォーエバー21』、昨年の10月限りで日本国内から撤退しましたね。


天神の中心からやや離れており、売場面積はMMTビル時代の3分の1、書籍在庫数は半分となりますが、それでも天神地区では最大規模だとか。

1ヶ月後となる「仮店舗」のオープンが楽しみです。





私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております!!