本家「戸塚」は愛知県、西の「戸塚」は…? | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

大畠(おおばたけ)駅、


山口県柳井市に所在するJR西日本・山陽本線の駅でホームからは風光明媚な瀬戸内海が見えます。



その大畠駅は「戦艦陸奥」と「ミカン鍋」で有名な周防大島への玄関口となっており、1976(昭和51)年に開通した大島大橋によって


「本土」の柳井市と「離島」の周防大島が結ばれています。


周防大島は「屋代島」とも呼ばれており、島全体が

*山口県大島郡周防大島町

に属していますが、「平成の大合併」までは同じ大島郡の

*大島町、橘町、東和町、久賀町

の4町体制となっていました。


また、大畠駅も元々は柳井市の駅ではなく「平成の大合併」が施行される前は

*玖珂(くが)郡大畠町

に属する鉄道駅でした。


ところで私は1973(昭和48)年生まれの「団塊ジュニア世代」、

この世代が思春期を過ごした1980年代は全国の中学・高校にて

*管理教育

が奨励されており、特に1970年代から80年代にかけて開校した所謂「新設校」では管理の限度を越えていたものです。


団塊ジュニア世代の私は2ヶ所の中学校に在籍していましたが、1ヶ所目の中学校に関しては

*軍隊レベルの校風をウリにしていた「新設校」

でしたので各種学校行事に関しても軍隊臭がプンプンしていました。


その中学校に於ける学校行事の1つに

「合宿訓練」

という名の宿泊研修が有りましたが、或る年の研修場所は周防大島の旧・大島町エリアに2011(平成23)年まで存在した

*山口県大島青年の家

だったのです。


全国に所在する青年の家の中でも大島の厳しさは群を抜いており

「西の戸塚ヨットスクール」

と呼ばれて恐れられていました。


戸塚ヨットスクール、そして校長の戸塚宏氏、


1980年代には「管理教育の神様」として様々なメディアから持て囃されていたものです。


尚、戸塚ヨットスクールの校名である「戸塚」は戸塚氏の苗字が由来であり、横浜市戸塚区とは全くの無関係となっています。



(戸塚ヨットスクールは当時も今も愛知県の知多半島にて現存しており、戸塚氏自体も生粋の愛知県人です)


大島青年の家は

「西の戸塚ヨットスクール」

と呼ばれただけあって当然ながら指導員による暴力や暴言は凄まじく、それ以来1ヶ所目の中学校に対して不信感を持ったのは言うまでもありません。

自身がまだ中学1年生だった初夏の出来事でした。


あれから30年以上の月日が経ちますが、大畠駅や大島大橋、瀬戸内海を見る度に思います。



「我々のような思いを次世代にさせないで欲しい」

これは私をはじめ大島青年の家にて研修を強要された皆さんからの願いそのものであります。





私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月より

「合格基準が透明な社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております。



私の事務所のホームページです。