山川健一デジタル全集Jacks、iBooksで本日登場! | イージー・ゴーイング 山川健一

山川健一デジタル全集Jacks、iBooksで本日登場!


ポスター

作家デビュー40周年を記念して、著作85冊が一挙電子書籍化され、iBooksで登場します。さらに85冊を合本にした「山川健一デジタル全集Jacks」も同時発売されます。

この全集は、幻冬舎とAppleのコラボレーションで実現しました。準備
に1年かかり、ようやくリリースの日を迎えられてほっとしてます。原稿を読み直し、作品によっては大幅に手を入れ、それぞれの本のカバー写真やイラストも自分で選びました。いやぁ、50冊目ぐらいから気が遠くなりそうだったけど。

85冊同時発売というのも前代未聞だろうし、でもそれ以上に、すべての作品を1ファイルにまとめた「山川健一デジタル全集Jacks」は画期的だろうと思います。ぼくのMacBookAir、iPad mini、iPhone6で動作確認しましたが、サクサク動きます。まさに、ポケットの中の全集だよね。

Jacksはぼくの発案なんだけど、最初は「それは無理です」って言われた。幻冬舎の担当はもう長い付き合いの設楽悠介氏なんだが、ぼくは「設楽、なんとかしてくれよ!」と子供のようにダダをこねた。設楽氏がAppleを説得してくれて、最終的には現場のスタッフの皆さんが頑張ってくれました。感謝してます。

これまでに書いたすべての小説とエッセイが1つの美しいアプリケーションのように動くこと。それが、ぼくの理想だったんだよね。実現できて、これまでの作家生活の中でいちばん嬉しいよ。これからは、iPhoneに入った全集を持ち歩けるわけだからね。すべての作品を読めるわけだから。

なぜ、AppleのiBooksでだけ販売するのか? 

それは『マッキントッシュ・ハイ』や『希望のマッキントッシュ』をお読みいただければわかってもらえると思うのですが、ぼくにとってMacintoshこそは希望だからです。あの頃もそうだったし、今でもそうなんだよね。

ところで、ポスターの写真もぼくが選んだ。28歳ぐらだろうと思います。石黒健治さんに撮っていただいた1枚です。「ロックス」「水晶の夜」「星とレゲエの島」などを書いていた頃だね。

※なお、より多くの方に作品を楽しんでいただくため『山川健一自身によるデジタル全集解説』を無料で配信いたします。また電子書籍の発売を記念して、期間限定で83作品をすべて100円(税込)、また『山川健一デジタル全集Jacks』は通常価格19,800円(税込)のところ7,800円(税込)の特別価格で販売いたします。(2016年8月31日までを予定)

※幻冬舎特設サイトが明日のお昼に公開されます。ぼくは仙台へ行きその後帰京してバンドのリハなので、遅い時刻になると思いますがリンクを貼ることにします。

※できればこのポスター画像、拡散お願いします。