スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 | ジェフ・サザーランド, 石垣賀子 |本 | 通販 | Amazon

 

ITILの色々な考えが凝縮されている本「スクラム」を紹介したい

 

スクラムは、創造性と不確実性を前提

スクラムの組み立ては学習プロセスを軸

自分たちが何を生み出したか

それをどう生み出したか

チームがみずから評価するしくみ

 

スクラムの基本的な考え方はシンプル

プロジェクトを立ち上げたら、ときどき、自分たちは正しい方向へ向かっているか

顧客の要望に合っているのか、定期的に確認する ※変化に対する定期的な評価

今していることをもっと改善する方法がないか

さらにうまく、早く進めるやり方はないか、それを妨げているものがあるとすれば

それが、何なのかを考える ※無駄を省く

アジャイル思考

1.プロセスやツールよりも個人との対話

2.包括的なドキュメントよりも動くソフトウェア

3.契約交渉よりも顧客との協調

4.計画に従うことよりも変化への対応

 

仕事成果に対するフェードバック

仕事の期間・時間の単位 スプリント

(本の中では スプリントは2週間)

 

実際にスクラムをやることで、自分たちのベロシティ(速さ)を知る

何が出来たかではなく、どう進めたのか

→我々の今のマネジメントやり方は、マイクロマネジメントになっていないか?

 今のマネジメントのやり方が、メンバ自発性をダメにしているのでは・・

 

守・破・離(しゅはり)

初めに決まりと型を学び

体得できたら工夫を加える

それを超える段階へきたら型から離れ、流れに身をゆだねてみる

修得したことが自分の中に吸収され、意識しなくても動けるようになる

 

【強いチームの大事な要素】

・境界や限界を超える

・主体性

・機能横断性

 

幸福について

「ハーバード・ビジネス・レビュー」誌の2012/1・2月号

幸福に焦点を当てた戦略

 

株主価値の向上につながる従業員満足は、重要な仕事において優れた成果を出すことで

得られる充実感を通してのみ実現可能

従業員を「幸福」にするだけではなく、彼らが大きなことを成し遂げることを支援

従業員が顧客の情熱的な支援を得られるようにサポートしてあげる

→MP5:サービス・プロフィット・チェーン

 

リーダーシップと権限の有無は無関係

リーダーシップに特に重要なのは、知識とサーバントリーダーであること

チーフエンジニアはただこうしろと指示を出せばいいのではない

メンバーを納得させ、うまくその気にさせて、自分が提案するやり方が正しくベストなやり方だということを示すこと

普通ならその道で30年くらいの経験がなければ務まらない役割

スクラムは、この役割を二つに分け

仕事の進め方をスクラムマスターが

仕事の内容をプロダクトオーナーが管理する分担制

→MP8:サーバント・リーダーシップ

 

では、ITILで、日本の生産性向上を目指すYamatil_でした