昨日は、父の通院のため、実家近くの医院に行きました。
実家近くと言っても、実家の最寄り駅から電車で2駅。
私が通っていた高校がある駅です。
現地で待ち合わせとしたので、私は自宅から電車で行き、駅から歩きました。
HPで、徒歩10分となっていたので、それ程遠くはないですし、しばらくぶりに
駅の周辺を歩いてみたかったからです。
10時30分過ぎに駅に降り立つと、外はもう夏のような暑さでした。
高校があった側とは反対側ですが、それでも高校時代、部活の友達と一緒に、
歩いたり、自転車に乗せてもらったりしたはずなのですが……。
駅前のロータリーがきれいに整備されてはいるのですが、人があまりいなくて、
寂しい感じがします。
一時期賑わったこの街も、その後だんだんと寂れてきている、という話を聞いた
ことがありますが、そんな雰囲気が漂っています。
車社会なので、平日の昼間、歩いている人はほとんどいません。
車道の脇に白線が引かれているだけで、ちょっと歩くのが怖くなるような道を
進みます。
お店もそうですが、道も変わってしまっていて、こんな街だったかなぁと、
自分の中の記憶と、なかなかマッチしません。
知らない街を歩いているようで、心細くなり、ついGoogle mapに頼ります。
間違っていないなぁと人気のない道路を歩いていたら、医院に着きました。
駐車場がものすごく大きい。
そして満車です。
医院の中は、外とは違って、大賑わいでした。
父はすでに到着していて、担当の先生から二人で説明を聞きました。
その後、近くのファミリーレストランに入ってランチ。
仕事があったので、私は駅まで送ってもらい、そのまま自宅に戻ります。
少ししか歩いていないので知らない街のように感じましたが、もっと歩けば、
昔の面影は残っているのかな。
そんな淡い期待を抱きつつ、電車に揺られました。