知らない街のような | ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

ファミリーで登る山日記 のち日々雑感

1995年に夫と2人で始めた山登り。
2年半の北海道在住をはさみ、2001年にはキリマンジャロに登りました。息子が生まれてからは、3人で八ヶ岳やアルプス、残雪期の山歩きなどを楽しみました。
息子が家を出た今は、日々のことをいろいろ書いています。

昨日は、父の通院のため、実家近くの医院に行きました。

実家近くと言っても、実家の最寄り駅から電車で2駅。

私が通っていた高校がある駅です。

現地で待ち合わせとしたので、私は自宅から電車で行き、駅から歩きました。

HPで、徒歩10分となっていたので、それ程遠くはないですし、しばらくぶりに

駅の周辺を歩いてみたかったからです。

 

10時30分過ぎに駅に降り立つと、外はもう夏のような暑さでした。

高校があった側とは反対側ですが、それでも高校時代、部活の友達と一緒に、

歩いたり、自転車に乗せてもらったりしたはずなのですが……。

 

駅前のロータリーがきれいに整備されてはいるのですが、人があまりいなくて、

寂しい感じがします。

一時期賑わったこの街も、その後だんだんと寂れてきている、という話を聞いた

ことがありますが、そんな雰囲気が漂っています。

 

車社会なので、平日の昼間、歩いている人はほとんどいません。

車道の脇に白線が引かれているだけで、ちょっと歩くのが怖くなるような道を

進みます。

お店もそうですが、道も変わってしまっていて、こんな街だったかなぁと、

自分の中の記憶と、なかなかマッチしません。

 

知らない街を歩いているようで、心細くなり、ついGoogle mapに頼ります。

間違っていないなぁと人気のない道路を歩いていたら、医院に着きました。

駐車場がものすごく大きい。

そして満車です。

医院の中は、外とは違って、大賑わいでした。

 

父はすでに到着していて、担当の先生から二人で説明を聞きました。

その後、近くのファミリーレストランに入ってランチ。

仕事があったので、私は駅まで送ってもらい、そのまま自宅に戻ります。

 

少ししか歩いていないので知らない街のように感じましたが、もっと歩けば、

昔の面影は残っているのかな。

そんな淡い期待を抱きつつ、電車に揺られました。