妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア ムゲン地獄総括 | 山和(やまかず)のブログ

山和(やまかず)のブログ

たまに走ったり、ゲームしたり、謎解きやったりしています。

ムゲン地獄∞階に到達したので、簡単に感想を述べたい。
 

ムゲン地獄のコンセプト自体に対する感想は、先に述べた私の考えと変わらない。
このコンセプトは面白いと思うし、バトルに緊張感と価値を持たせ、デッキ構築に幅を持たせ、ひいては妖怪に新たな役割を与えるという点で、良い企画であると思う。

今回、ムゲン地獄攻略の回答は、「ぬえ閃光速攻強化戦法」だったが、おそらく、開発側が設定した回答は、後攻強化回復型だったのではないだろうか。
もし、そうならば、回答の設定としては素晴らしかった。
今までどちらかというとイサフシの陰に隠れていた、ポカポカ、ゴーケツ、ブキミといった種族に光を当てる回答であり、妖怪の新たな可能性を見出す良い企画であった。

問題点は、ゲームバランスにあった。
 

結局、ゲームバランスって何なのよって言うと、それは楽しく遊べるかどうかなのである。
ゲームが簡単すぎると面白くないし、難しすぎても面白くない。
そのバランスが難しい。
ある程度の難しさがあるから、攻略すると達成感がえられるのであって、今回のムゲン地獄は、今まで、ゲームのバトルでなかなか達成感を得られなかった点を改善しようとしたわけだから、ある程度難しいのはわかる。

だけど、例えば、キモナシ先生を自分はバランスブレイカーっていうけど、それは、もうキモナシ先生が出てきた時点で、自分のメンバーでは、8割がた負けが確定していて、攻略しようという気になれない。
つまり攻略しようという気になれない難しさなのである。
だからバランスが悪いなぁ、って思う。

テストプレイしてないよねって話も、ここら辺から来ていて、開発がテストプレイをしていて、この90階付近の状況でワクワク出来たの?って考えるとテストプレイしてないんじゃないのって思ってしまう。

だって、はやさが4500近くあるプリチーが、ルックイックの陣を組んでも、ウスラカゲとかフシギに先制されちゃう世界だよ。
はやさでは負けないはずのプリチーが、はやさで負けて「みんなつえーな、オラ、ワクワクしてきたぞ」って思う人はそんなに多くないんじゃないかな。
自分みたいに「ちょっと、これオカシインジャナイ?」って思っちゃうんじゃない?

ゲームって、人がプレイして楽しいと思うかどうかだから、データの積み上げだけじゃ、なかなか楽しくプレイできるかどうかは分らないと思う。

自分は、多分、ウキウキペディアの好きランキングでも、ムゲン地獄のMPランキングと同じぐらいの順位が獲得できるぐらい、ウキウキペディアが好きだと思う。
そんな自分だから、どんどろ欲しさもあって、ムゲン地獄の最下層は、チョットありえないんじゃない?と思いながら頑張ったけれど、そうでないと、70階ぐらいで「ムーリー」となると思う。
ムゲン地獄は、最初に述べたように、いい企画なのに、それが本当にもったいない。

自分はウキウキペディアが、面白いと思うし、できれば、長く続いて欲しいと思う。

だから、できるだけたくさんの人が、いろいろなプレイスタイルで楽しくプレイできるようゲームを作っていただきたいと願っているのである。