第96回米国アカデミー賞」受賞式終わりました!

 

 

やったね!「ゴジラ」視覚効果賞受賞!

日本の白組が世界で認められた!!

 

そして宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」長編アニメーション賞受賞!

 

(引退したからアカデミー賞に出席しない!)という宮﨑監督、

出席されても良かったのでは?

 

受賞後の記者会見にもお出になりません。

 

なんちゅう!頑固じいさんだ!(^0^)

 

 

 

 

受賞の喜びを語る、鈴木プロデューサー。

あっ、この顔、ほんとに青サギの中のおっさんに似てる!

 

 

  アカデミー賞授賞式でも、政治的な主張をするアメリカ人

 

昨年までは「ブラック・マター・ライブス」の運動の影響で、

カラードに賞が優先的に行って、ちょっと多すぎる印象もあって、

(これ逆差別じゃないの?)的な雰囲気もあったのですが、

 

今年は、「AIに仕事をうばわれないための映画労働者のストライキ」の話題から始まって、

 

今年は「スニーカー!」

現場で働く映画スタッフの象徴として、

「タキシードに足元はスニーカー!」「ドレスアップして足元はスニーカー!」の

皆さんをリスペクトするアカデミー賞でした。

 

撮影賞を獲った『オッペンハイマー』のカメラマン、

IMAX撮影の神といわれるホイテ・ヴァン・ホイテマさんが、

タキシードに星のマークのシルバーのスニーカーを履いてましたね。

 

[コンバース] スニーカー AS CUP EPAIS TRIOSTAR AM OX ホワイト/ゼブラ 24.5cm M

 

 

星印だとコンバースかなあ…と思いながら見てたんですけれども、日本で発売してないのかなあ。

「スニーカーを履く!」。だけど、ノミネートされてるから「銀!」という選択でしょうね。

 

足元を見て!という話では、

ゴジラの御一行様が特注のゴジラシューズで参加されてたそうです。

そのうち一般販売されるんじゃないでしょうか。

 

  衣装大切です!

 

主演女優賞を獲ったエマ・ストーンのドレスの背中のホックが外れるというハプニングが今回ありました。

彼女の白いドレス、ルイ・ヴィトンだそうです。

 

VOUGEJAPAN、さっそく特集してます。

 

 

 

 

衣装、大切ですよね。

 

衣装賞のノミネートでは、 

俳優でプロレスラーで「圧倒的な肉体美」をほこるジョン・シナさんがプレゼンターでほぼ全裸で登場。

 

舞台の真ん中に飾られた「オスカー像」の真下まで

オスカーの封筒で前を隠しながらカニ歩きで異動。

 

気が付くと、

すばらしい肉体美の曲線のオスカー像とジョンシナさんが全く同じポーズで一直線に並んで

これはすごい演出!

 

それで一言、「衣装はとても大切です」。ウケたね~!

 

 

アキラ100%のようなギャグ演出かと思いきや、

「オスカー像リスペクト」でした。

 

中途半端な肉体の人がやるとギャグですけれども、

彫刻のように美しい肉体美を持つジョン・シナさんだから成立した舞台した。

 

 

 

 

 

 

  戦争や略奪に対する「これでいいのか?」の問いが満載のアカデミー賞
 

 

あと、今年のアカデミー賞では「赤いバッヂ」をつけてる人が多かったです。

「Artists4Ceasefire」 による「ガザの停戦を求める!」というバッジなんだそうです。

 

なんとVOUGEJAPANは素晴らしいのでしょう。

こちらも特集してます!

 

 

こちらが「Artists4Ceasefire」運動のページです。賛同したアーチストさんの一覧が見れます。

 

 

今年のアカデミー賞は、ブラックマターライブスからの流れで、

「ブラックピープル」が公民権運動で闘った歴史的経緯の再確認と、

すでに地位を勝ち取った誇り高きブラックピープルの皆さん発のウイットに富んだ文化的な作品、

それと、「戦争」について深く考察する作品、

ジェノサイド、ウクライナの戦争はもうやめよう!というメッセージ、

もしくは「関連して考える」作品が多かったです。

 

あと、今年のアカデミー賞、開始がちょっと遅れたのですが、

ガザの停戦を求めるデモがドルビーシアターの前で開催されていて、

それでスターが車を降りられないとか、そういうことがあって、開始が遅れたんだそうです。

 

wowowの生中継で、そんなこと一言も言ってなかったですね。

報道番組じゃないから…ということなんでしょうか。

 

 

 

  子供の心を守れ! 多様性を尊重してお互いを信じ合い高め合おう!の精神を尊守!

 

それと、童心に帰って、生きる意味を改めて考えなおす、

子どもたちと世界感を共有して、大人も子供も一緒に人生について考え直すという映画もありました。

「バービー」は映画の世界興行ランキング一位!だそうです。

 

 

子どもの心が壊れる前に「バービー」の明るい世界は

子供にも必要だったけど、実は大人にも必要だったということなんじゃないでしょうか。

 

子供のころは難しいことは考えてなかくて、夢の世界に遊んでいました。

いつの間にか大人になって、世の中は難しいことだらけ、のように見えたけれども、

基本に立ち返ってシンプルに物事を見直せば、前に進める気がします。

 

難しい話は一切ないけれども、世界各国でこの映画が一斉に見られて、指示されたというのは

「国際理解」というのは子供のレベルでは成立するということではないでしょうか。

 

◆歌曲賞『バービー』「What Was I Made For?」ビリーアイリッシュ

 

いい歌詞です。英語の歌詞を覚えて、私もどこかで歌いたい。

 

 

 

Ⅰ’m just Ken!も最高でしたね。

KENを演じた役者さんは、実生活ではお父さんなんですって。

この曲は賞はとれませんでしたが、子供がいるお父さんが本気で頑張って「KEN」を演じてるんです。

すてきだと思いました。

 

子どもたちがこの作品を見た時に、「ケン」の気づき、成長を見て、何かを学びます。

大人も思考停止して留まる必要はなくて、気づきがあったら変化していい。

 

それと、ウクライナ戦争が長引いていたり、ガザの戦争まで始まって、

だれが第三次世界大戦を望んだの?

みんな、幸せに暮らしたかっただけなのに。

 

私たちが望んでいた、幸せな暮らしって、どういうのだっけ?

日本でモーニング娘。のラブマシーンが爆発的ヒットを飛ばした時のように、

世界で「バービー」的なものが求められていて、それでBarbieがヒットした、

私にはそう見えました。

 

 

すごい国だよね、バービーとオッペンハイマーの両方作れるアメリカって。

 

 

  戦争やジェノサイドや略奪について、本気で見せてきた作品が揃った

 

◆作品賞『オッペンハイマー』

◆監督賞『オッペンハイマー』クリストファー・ノーラン監督

◆主演男優賞『オッペンハイマー』キリアン・マーフィー

◆助演男優賞『オッペンハイマー』ロバート・ダウニー・Jr

◆撮影賞『オッペンハイマー』 ホイテ・ヴァン・ホイテマ

◆編集賞『オッペンハイマー』ジェニファー・レイム

◆作曲賞『オッペンハイマー』ルドウィグ・ゴランソン

 

原爆開発者オッペンハイマーは、その後、水爆の開発に反対してたそうです。

 

オッペンハイマー クリストファー・ノーランの映画制作現場

 

で、この映画、ユニバーサルの作品なのですが、

ユニバーサルの映画は東宝が配給するのが慣習になっていると思うのですが

ビターズエンドという配給会社が配給するんだそうです。

 

去年は日本公開が危ぶまれていた作品ですが、

今年になって公開がきまったんだそうです。

 

 

オッペンハイマー 下 贖罪 (ハヤカワ文庫NF)

 

クリストファー・ノーラン監督がこの作品をつくろうと思ったきっかけは、

自分の子供が「原爆はたいした問題じゃなくて、、」といったのがきっかけだったそうです。

 

私の子供が、もしそんなこと言ったら

「これは大変!ちゃんと原爆のこと教えておかなくちゃ!」って

私も思うだろうと思います。

 

だから、ノーラン監督がこの作品を作ったことに賛成します!

 

受賞式で監督やロバートダウニーJRはとくく政治的なコメントはしなかったけれども、

主役を演じたリアン・マーフィーさんが、

戦争の愚かさを訴えて、平和の構築にこの作品が役立つことを願って、

スピーチをされていました。

 

 

 

◆長編アニメーション賞『君たちはどう生きるか』

軍国時代の日本で暮らす子供の話です。

KAMIKAZE神国日本!のはずなのに、日本はやがて敗戦を迎えます。

主役の真人君の描き方がまさに戦時中の子供の顔、戦時中の子供の立ち居振る舞いなんです。

 

男の子は泣かない!

ちょっと家庭環境が複雑な真人君のパンパンに張り詰めた心。

子どもは導かれるようにファンタジーの扉を開けていくんですね。

 

snsでは「3月10日は東京大空襲の日で、この日にこの2作品を同時受賞させた」

アカデミー賞が「平和」を求めて本気を出してる!という声もありました。

 

終戦間際の日本の子供の話とオッペンハイマーが同時受賞!

 

◆音響賞『関心領域』

アウシュビッツ収容所での虐殺と、その隣に住む所長家族の幸福を絵に書いたような暮らし。

ものすごく恐ろしい映画だそうですけれども、私はまだ見ていません。

音がすごく不気味なんだそうです。

 

幸せな家庭生活を映し出しているのに、うっすらと

アウシュビッツ収容所の虐殺の悲鳴とか、ガス室で何かが燃えるような音とか、

うっすら環境音で入れてあるんだそうです。

 

怖っ!

もう、本気で「こういうことNGでしょ!」と思ってるから、この映画を作ったんですよね。

受賞式で「関心領域」の監督さんが「ガザでの戦争を止めよう」といった内容のスピーチをされました。

 
 

 

  ガザもウクライナも、どうする?

 

キリスト教とイスラム教の闘い、いつまで続くんでしょうね。

 

キリスト教の教会に子供の頃から通ってたので、キリスト教とは心の距離が近いのですが、

特にイスラム教徒が嫌いなわけじゃないし、アリババも好きで絵本で読んでました。

 

私が日本人だからでしょうか、八百万の神様がいて、それぞれ素晴らしいんだから…と思うので、

殺し合うとか、まず意味が分からない。

 

また、ウクライナもどうなるんでしょうね。

 

この受賞式の数日前に「ローマ法王」も「ウクライナは白旗を」と発言されました。

でも、ウクライナの人達は絶対ロシアには戻りたくないでしょうね。

 

離婚するために出ていった嫁をおいかけて、暴力で服従させて元のサヤに戻そうとしてるDV夫というか、

私にはウクライナ戦争は、男性性が暴走したロシアの暴力という感じがしています。

私は女なので、どうもウクライナ側に気持ちが寄ってしまいます。
 
 

 

  NOと言える勇気は、常日頃から持っておいて、ちょくちょく意見する
 

 

戦争に参加している兵士の皆さんって「国民の義務」として徴兵されて戦争に参加してる方も少なくないんですよね。
 

私、お知り合いのおじいちゃんで「僕は731部隊にいたんだ」と公表していた人がいて、

亡くなるまで常に自分を責めてましたよ。

 

私は戦後生まれで、強制的に軍隊で働かされる経験はせずに済んでますけれども、

「NOと言える勇気」があるかどうかを試される場面は、日常生活の中で出てきます。

 

私も50過ぎてるから、いいかげん気が付いてますけど、

肝心な時にもNOと言わずに「長いものに巻かれる」でやりすごしてる大人の多さに、うんざりしています。

 

 

問題が発生してるのに、見てみないふりをして、それで他人に問題をおしつけて、自分はしらんぷり。

なので私、最近、怒る場面では怒って「NO!」を言うようにしてます。

 

日本人は特に、どんどん、ダメになってると思います。

国力も落ちてるし、企業も国際競争力も落ちたし、会社もぐるっと見渡すと1年で解雇される派遣社員ばかり。

商品開発や新しいサービスは時間をかけて丁寧に作っていくものなのに、1年で契約終了、3年で契約終了。

 

時代にあった新しいサービスや商品が生まれてこない。

そりゃあ、国も弱体化しますよ。

 

 

 

   ヨルゴス・ランティモス 監督は何を訴えたいのか

アメリカって、いろんなこと考えてる人がいて、行動する国なんだと認識していますが、

『哀れなるものたち』を撮影したヨルゴス・ランティモス監督だけは、何を考えてるのか、よく分かりません。

 

私、いろいろ考えたのですがランティモス監督は

「貴族階級をぶっこわす!」のが目的の人じゃないかと思うようになりました。

 

「自民党をぶっ壊す!」と公約をあげた小泉純一郎さんのように、

階級社会をぶっ壊して、社会的な改革を断行する気満々なんじゃないか。

貴族階級をぶっ壊さないと、この世界は良くならないと信じているんじゃないか。


なんというか、「おぼっちゃま君」は大富豪でなくてはならないのとおなじで、
暮らしぶりがゴージャスであればあるほど、ギャグ度が増していきますから、
すごい豪華な暮らし、おそろしく素晴らしい衣装やセットがあって成立するドタバタ。
それであれば、大衆から圧倒的な支持を受けたと考えると納得がいきます

「人間所しょせん糞袋よ」というのは日本の時代劇の映画の名台詞ですが、
貴族貴族といったって「人間しょせん糞袋よ」ということを彼は 訴えたいんじゃないのかなと、
想像しました。

『女王陛下のお気に入り』を見てそう感じたので、この作品を今だに見ていませんが
『哀れなるものたち』は今後見ることにして、その時にまた、いろいろ考えてみたいと思います。
 
◆主演女優賞『哀れなるものたち』エマストーン

◆美術賞『哀れなるものたち』

◆メイクアップ&スタイング賞『哀れなるものたち』

 

 

 

  シチリア移民といえばマフィア映画!のマーチン・スコセッシ監督の告発

 

 

シチリア移民のマーチン・スコセッシ監督、今年81歳だか82歳だか、なんだそうですが、

インディアン連続怪死事件の真相を暴く、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で10部門ノミネートされました。

が、賞は獲れませんでした。

 

これ、すごい作品でした。

 

アメリカ大陸ってもともとインディアンのものでしたよね。

そこをうばったのは、アメリカ移民たちで、なんだかすごい略奪の犯罪の暴露なんです。

 

「人って略奪するんだよ」「アメリカってもともとそういう国なんだよ」ということを訴えたいのか、

今年のアカデミー賞ノミネート作品を観てると、アメリカ人って批判精神の塊なんですね。

 

いろんな民族や人種が集まって、どうにかこうにか、仲良く暮らしてるから、喧々諤々!! 

ずばり!「君たちはどう生きるか?!」な問いに、映画のクリエーターたちが一斉に声を上げた

(メガホンをとった)。

 

コロナが終わったんだな!ということを実感する、熱い映画祭でした。

 

 

 

  「平和の再構築はアジアに学べ」な期待をひしひし感じた
 

 

日本には我欲から解放され、修行僧のようにお掃除をして、隠遁僧のように暮らす人達がいると信じられていて、

ジム・ヴェンダース監督の「パーフェクトデイズ」は、「日本」にユートピアを求めてしまった西欧人のロマンだなと思いました。

 

西欧の国の皆さんから見たら、「戦争をしない国」、平和の国で、精神性が高く、人々は親切で寛容で穏やか、人格者がたくさん住んでるイメージがあるんでしょうかね。

 

争わない「アジア」への憧れが、西洋の方はどんどん強くなっているように感じました。

 

 

 

日本ではお掃除は修行だったりしますよね。

 

 

 

 

 

 

 

生成AIで世界はこう変わる (SB新書)

 

 
 

 

  ところが当の日本人は

 

でも、日本人を代表する宮崎駿監督は『君たちは…』で、真人に弓を持たせてます。
 
日本人はサムライ魂、持ってますから!という自己紹介だと思いました。
 
「涙の後には意地も出る」と絶対に負けないで、また頑張る。
 
その上で「サムライ魂は持ってるけど、戦争は放棄する」と平和憲法を受け入れて、尊寿してる。
アメリカが押し付けた憲法ではあるものの、サムライ魂で守っている。
 
アメリカは日本に平和憲法を与えて、それが上手くいってるから、アメリカは平和国家だと信じて疑っていない。
 
アメリカはずっと戦争を続けているけれども、「俺たちが本気を出せば戦争なんていつでも止められる」と
軽くかんがえてるような気がします。

 

 

 

それで「アメリカはいつ戦争を辞めるの?」という問いが、
今年のアカデミー賞にはたくさん、詰め込まれていました!

 

 

 

  そいでもって滝田洋一郎監督がイチオシだったのは
 

で、平和な国として世界から認められている国の映画監督・滝田洋一郎さんが今回のノミネート作品で

「一番好きな作品」とおっしゃったのが「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」でした。

「おじさんが若者から学びを得たり、ほのぼのとした人間ドラマ」、こういうのがいいんだそうです。

 

 

そういえば、一昨年でしたけ?村上春樹さん原作の映画『ドライブ・マイ・カー』が外国映画賞を受賞した時に

「外国は戦争映画やバイオレンス物が多くて、なにげない心の動きや繊細な心を感じさせる映画は高い評価を受ける」と

いう話がありましたね。

 

運転してる車も赤のサーブで、日本車ではなかったので、

日本が戦略的に海外展開を仕掛けて製作された作品ではなくて、

気が付くと米国人に評判があがって、たまたまノミネートされたんじゃないかと想像してます。

 

西洋人が日本やアジアに求めるのは「ほのぼの」や「しみじみ」、なのかな。
 
そういえば「ベイマックス」の原作者が長編アニメのノミネート作品の「ニモーナ」を脚本を書いていて、
こちらも長編アニメーション賞にノミネートされていましたけれども、
「ニモーナちゃんのことをみんなが悪い怪物扱いしてるけど、ほんとにこの子、わるい子ですか?」と、
恐ろしい怪物とされてる子を全力でかばってるんです。
 
なんか、鬼滅系の話に「ちょっと待って!」といいたいんだろうなあという感じがしました。
戦争をやってる米国の、世論の中に「ヤバい奴は殺してしまえ」というスイッチがあって、
「ちょっと待って、子供じゃないですか!」と、異質な人を殺すな!と訴える作品でした。

 

ニモーナは長編アニメーション賞ノミネートの発表の時も拍手、大きかったです。

 

 

音楽評論家の増渕英紀先生という方が「なんでもない暮らしの、何気ない日常を上手に書くのが一番難しいんだよ」とおっしゃってたんですね(歌詞のことだと思いますけれども)。正確には「誰にでも書けるけれども、多くの人の心に刺さるようにはなかなか書けない」ということだと思いますけれども。
 
たしかに私も、テーマが過激な時は書くと記事出すと反響すごいけど、まったりとした内容の記事に「心打たれた」といわれるのが一番うれしいです。だから、私、いつも「心優先」で書いて、あとから文章整理する派なんですね。
 
滝田洋一郎監督も、「こういう映画がいいんですよ」的なことをおっしゃってたので、
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」は、
映画人が作りたくてなかなか作れない映画なんじゃないかと思いました。
 
そういうことが理解すると、
ヴェンダース監督が日本に来て「パーフェクトデイズ」を作っちゃった理由も、納得がいきます。

 

◆助演女優賞

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』 

メアリー・ラム役 ダヴァイン・ジョイ・ランドルフさん

 

 
 
今年の米国アカデミー賞は見ごたえありました!