フレーミングホット!チートス物語(2023年 米国 ディズニープラス)

 

いつもはチートスを食べない相方が「映画のお供だ」と珍しくチートスを買ってきたので、

珍しいこともあるもんだ、チートスが出てくるアメリカの映画でも見るんだろうなあと思っていたのですが、

 

そのものずばり「フレーミングホット!チートス物語」という映画があるんだよ!ということで、

聞くと、今年の米国アカデミー賞「音楽賞」ノミネート作品なんだそうです。

 

フリトレーがスポンサーの映画なのかしら?

ペプシ社のスナック菓子ブランド「フリトレー!」のチートス!

 

これはペプシとチートスを用意して鑑賞しなくては!

 
チートスを近所のウェルシアで88円で購入!
ボウルに入れてカウチでスタンバイ!

 

「フレーミングホット!チートス物語」、鑑賞しましたよ。

 

 

う~ん‼ムーチョス!

 

ウワーオ!

 

めっちゃむっちゃホット!

胸アツ! 感動した!

 

 

ベース・オン・トゥルース(事実に基づいた実話)の映画化で、

南カルフォルニアのチートス工場のメキシコ人清掃員リチャード・モンタニェスさんが

アメリカンドリームを実現して、フリトレーブランドを運営するペプシコの副社長になるという、

「なに、うそ、すごい!!」という、サクセスストーリーした。

 

 

 

 

「我々、ヒスパニックが食べたい激辛なチートスを作ったから試食してくれ。俺がフリトレーを救う!」と

工場からいきなり社長さんに電話をしてしまったメヒコな清掃員リチャードさん、

「おれたちのスパイスは最高! これを発売してくれ!」と直談判しちゃた!という、

それだけでも「うひょ~♪」なお話なのですが、

 

メキシコ人がトウモロコシに合うソースやスパイスをブレンドして作って、美味しくないわけない!

だって、トウモロコシの国の人だもの!

 

送られてきた試食品を、どれどれ!と食べてみた社長さんが、ビックリ!

ホーッ!ホッホ―ッ!

 

そこからの大展開です!

「ペプシコの社長がうちの工場にくるんだって、清掃員のリチャードに会いにくるんだってさ!」って、

 

まじか?! まじだ! まじだよー!と、工場内大騒ぎ!

という、コメディみたいな、本当の話で、このくだり最高!

 

 

本当に本当に、これはやってみるか!と、テスト販売にこぎつけて、

最初は売れなかった「フレーミングホット味」が、南カルフォルニアのヒスパニックの口コミをきっかけに大ヒット、

清掃員のリチャードは、ほうきを持ったまま役員就任!

 

Felicidades!

 

という胸がホットに熱くなる! 最高のアメリカンストーリーでした。 

 

 

 

  リチャード・モンタ二ェスさんについて

 

 

こちら、本物のリチャードさん。すっかりセレブリティの仲間入りされてます。


こちら、彼について書かれた本です。アマゾンでも買えます。

 

FLAMIN’HOT 逆境に打ち勝つ「弱き者」の成功法則

 

 

こちらは、CBSが特集したフレーミングソフト開発秘話とリチャードさんのお話です。

 

 

 

 

あの激辛のチートスかあ!!

相方が買ってきたのオリジナルのチーズ味だったのよね。

 

フレーミングホット味、急に食べたくなってきた!

 

これって、日本だと期間限定とかで、もしかして、なんか発売時期、限られてません?

高齢者が多い地域に住んでるから、たまたま近所のコンビニやスーパーにない!というだけで、

下北沢あたりのコンビニなら、普通にならんでいるのかも…。

 

 

日本人って激辛が全然食べれない人、一定数いらっしゃいますもんめ。

 

私は辛いものが大好きですけど、

ドリトスも、辛いものが食べたいときは、ちょっとだけタバスコかけたりしてます。

辛すぎて後悔しますけど!

 

オリジナルのチートスにもタバスコかけたりして!

タバスコだけだと、辛すぎて、ぎょえ~!になります。

 

 

 

Frito-Lay Cheetos Flamin' Hot Crunchy Tangy Chili Fusion フリトレー チートス フラミン ホット カリカリ ピリッとしたチリ フュージョン 240

 

 
 
コメディタッチに話が進むのは、アメリカンピープルの話だから!ですよね。
軽妙なトークが、沖縄の米兵たちが使う英語に似てます!
(沖縄駐留の米軍兵でサンフランシスコ州から来てることが多いんです)
 
フランクで、フレンドリーで明るくて、前向きな人達たちのストーリーで、楽しい!
 
 

 

  チートスで叶えるアメリカンドリーム

 

 
沖縄では沖縄戦が終わって、米兵が駐屯してしまうようになりましたけど、
安保の問題や土地収用問題もあって、米国とは政治的に対立してる部分もあるのですが、
 
民間人レベルで、個人としてなら、アメリカ人は「あのひとたちいい人達だよ」といわれております。
(一部、悪さをする方が若干名いるようですが、それは日本人も同じですので)
 
アメリカ人というのは陽気でオープンマインド、心やさしいキリスト教徒で、フェアを重んじる民主主義者だから、

隣人として付き合うのなら、一生付き合える友達になれる人達というか、めっちゃいい人たちなんですよね。

 
(この話、沖縄ですると「待てい!米軍基地は出ていってもらわないと、いかんのよ!」という話が
ループするのですが、ここは映画の感想を書く欄で、基地問題の話を書くための欄ではなく、
チートス物語に出てきたアメリカ人の気質について書いているので、ご容赦ください)
 
 
多文化共生のアメリカで、とくにメキシコ移民が多い南カルフォルニアのチートス工場のメキシコ人清掃員が
「俺がスパイス調合した。サイコーに上手い! おれたちの仲間もサイコーに美味しいといってる。100%だ。」
なんて言われたら、
私だって「えっ!南カルフォルニア工場のメキシコ人!って、本場じゃん、いや、ぜったいに激ウマでしょう!」って、
レッツ ミーティング セニョール!って、やっぱり1回はリチャードに会っておかないと、って思うと思います。
 
ムーチョス♪ チートス♪ yeah!
 
 

  米国アカデミー賞「歌曲賞」ノミネートの曲はこちら

 

 

この映画の中で、リチャードさんが本気になって

「俺はやる!」と決意をして闘志をみなぎらせはじる時に流れてくる

挿入歌「The Fire Inside」が米国アカデミー賞「歌曲賞(主題歌賞)」に、

ノミネートされているんだそうです。

 

 

 
ミュージカルではなくヒューマンドラマなので、劇中歌もスマートに入って、さりげないです。
ペプシのCMのようなMVっぽい作りではありません。
じわじわっと胸にひびいてくる感じ。
 
この映画は、若い人、ひきこもりをしている人、いじめられっ子の人、家庭の事情で上の学校に行けなくてそれでも頑張る人!
人種差別を受けている人、貧困を解決するために頑張って働いて生きてる人、会社員で、「がんばっても頑張っても上にいけない!自分のがんばりにきがついてほしい」ともがいてる社員、モノづくりの会社の社長さんには、心にひびく作品だと思います。
 
 
若者にも、逆境に身をおいてふんばっている人にも、ひろく経営者の方にも見てほしい。
 
私の心にも届きました。