私の新年の抱負はズバリ!

「呪いを解く人になる」

 

一昨年のことでしたが、

仕事関係者からいきなり犯罪者扱いを受け糾弾されて、

仕事を失う直前まで行きました。

 

ところが、

その会社のその人より立場の上の人から

「辞めなくていいです。普通に働いてください」と連絡がきました。

 

それで普通に働くことにしたのですが、

それまでに私を糾弾した仕事関係者から細かく「あれはちょっと(NG),ありえない(NG)」、

「あなたはこんなことをして(NG)、こんなこともしてたの(NG!)、信じられない!腹黒い!汚い!」

と私の行動の一つ一つにNGが出ていたので、

仕事を再開しても、そういえば、あれもこれもNGだったNGだったと、どうも、うまくいきませんでした。

 

「名刺を配って好感度上げようとして、汚い」と言われていたので名刺も使わず、

「支給電話を使って好感度を上げてようとして、汚い」と言われていたので支給された携帯電話も使わず、

 

って、仕事出来るか!

全く出来ませんでしたよ。

 

それで年末にもう一度、上の人にお目にかかった際に話をして、

私がまだグジグジしてるのが謎のご様子でいらしたのですが

言葉を変えて「あの人のことは完全無視してください」というお言葉を

改めて頂戴しました。

 

  「無視してください」たった一言で解けた呪い

 

「無視してください」という言葉を聞いた時、ぱあっ!と呪いが解けた感じがしました。

 

パワハラって放置してると会社の生産性が落ちるんですよ。

私は1年半も、大小さまざまな呪いの言葉にがんじがらめになっていたので、

私の生産性を落とした呪い人と対抗するスキルを身に着けながら、

ずっとこの呪いが解ける方法を捜していました。

 
 
「無視してください」という言葉を聞いた時、
(ああもっと早くこの言葉聞きたかった!)と悔しくなったり、
(ああ、こういう言葉があるのか!)と感激したりでした。

 

その時に、私と同じように苦しめられてる人が大勢いるから、

今度は、私が社長になって、呪いをかけられた人たちの呪いを解く人になろう!と決心しました。

 

  1年半パワハラに関する勉強をして見えてきたこと

 

この1年半、パワハラに関することをいろいろと学び、多くの方と議論もしました。

 

それで気が付いたのは、

昭和世代の方は「パワハラ」について、前近代的な考え方をもっていて、

令和の時代に働く私たちが問題視している「パワハラ」の内容を正確に理解できていない、

ということでした。

 

 

私が考えるに、昭和のパワハラと令和のパワハラは「質」が違います。

 

昭和のパワハラはシンプルです。

「度を越した指導」、社会人として一日も早く一人前になってほしいから、

厳しくしすぎた(暴力を含めて)のがパワハラなんですね。

 

だから、「パワハラパワハラって、教育に熱心すぎて度を越しただけだろう。ビンタくらいは、体罰だってあるだろう! なにがパワハラだ! だから日本の会社はダメになったんじゃないのか!」とおっしゃるんです。

 

たしかに昭和はそういう時代だったでしょうね。

私もよく父や先生から怒られて、ビンタもゲンコも、ものを投げられることも、よくありました。

そういうパワハラは理解できるんです。

 

 

  令和のパワハラ対策は「自己優位性承認欲求がコントロールできないイジメ中毒者」対策

 

 ところが令和の時代に問題視されているパワハラというのは、陰湿で病的なものなんです。

 

「陰湿なイジメ」を子供のころから繰り返して、

人を傷つけて優越感に浸るのが常だった病的な子供が、

大人になっても、人を傷つけることで得られる快感を得るために嫌がらせを繰り返す

そういう病的な人の異常行動として、行われているパワハラなんです。

 

 

学校で陰湿なイジメを行って、ターゲットにした子の心身をことごとく崩壊させて優越感に浸り、

だけどイジメの証拠は残さず、証拠隠滅に成功し、イジメの主犯だったことがバレず、

(ばれそうになっても)に優等生として卒業(ずる賢い)。

 

 

イジメの主犯が自分だったことに気が付かない先生のことを(バカ)で内心で見下しながら、

良識ある大人といわれる人種は「バカ」だと、このまま天下をとれる気になって、そのまま進学。

 

社会人になったら、今度は会社でおとなしそうな社員をターゲットにして陰湿な嫌がらせを始めて、

嫌がらせ、中傷、ミスのなすりつけ、ことあるごとに無能扱いをして、

その病的な陰湿な嫌がらせの数々も、「業務上でトラブったから、そんなこといわれてる」と言えば詮索されないから、

嫌がらせをしてもバレないから、それで快感を得て、際限がなく、行為をエスカレートしていくんです。

 

 

ターゲットにされるのは最初は正社員ではない人、派遣社員や出入りの業者さん、もしくは新入社員。

彼らに嫌がらせをしてちょくちょく嫌味をいってイジメて、優越感に浸る。

やられてる方にしたら相手は正社員(先輩)だし、侮辱的なことを言われても耐えるしかない。

 

いろいろ嫌味を言って、ミスリードをして(あやまった情報を与えて)仕事を失敗させたり、うらやましいと感じた仕事を奪ったり、人に好かれて評判のいい人だったら仕事が出来なくなるように、いろいろ策をめぐらせて、嫌がらせをして潰す。

 

見つからないように同僚の足を引っ張って、ミスをさせるように仕向けたり、どんな方法でもいいから、濡れ衣でもなんでもいいから、同僚に強いダメージを与えて、精神がボロボロになるまで痛めつける。ダメージを受けて憔悴としてる姿を見ると、自分が相手を支配した気分になって、最高に気持ちがよさそうにしています。
 
ダメージを受けて鬱になったターゲットを後目に、その隙に自分がてきぱきと働いてみせたり、ターゲットから奪った仕事を自分の手柄として、大変な情熱で周りにアピールして(有能アピール)、自分のミスはターゲットにした同僚のせいにしまくる。

 

これ、本当にやる人がいるんですよ。

会社でやってる人がいたら、ちゃんと暴いて、処分した方がいいです。

関わるのめんどくさいからとスルーしてたら、社員の大半は会社に期待をもてなくなるし、仕事にやる気をなくします。


 

 

  昭和の社長さんは自らカウンセリングを受けて、メンタルケアというものに慣れてください!

 

どんどん人が辞めて人手不足が続く職場。

 

なぜか「一人だけ優秀」で、残りの死んだ魚の目をして社員はパッとしない印象。

「一人だけ優秀で有能」に見える人が「あの人きついのよ」と言われていたり、パワハラのうわさがある…となったら、ほぼ確定です。その人は元凶の、ソウルイーター。

 

この人、周囲の社員の手柄横取りしてるだけだから、ぶっちゃけ、そんなに優秀じゃありません。

 

いろいろな立場の社長さんと話をしてきましたが、

どうも昭和世代の社長さんの中に、この平成から始まった陰湿なイジメ(病的な行動)を見抜けない人がいるんです。

 

昭和世代の大人って、陰湿化した子供たちのイジメ(自分の子供の非行や学校のイジメ)見抜けなかった人たち、告発できなかった人たちなんです。平成の年代に学校で跋扈した陰湿化したイジメは「病的なイジメ」で、学校の成績はそこそこ良かったりするから、まさか!と思うみたいです。

 

でも実際、イジメる側の方のメンタルが深刻な状態で崩壊してることが多くて、本当は要カウンセリングの子たちが放置されたまま、めでたくイジメもばれずに卒業して進学して、就職した人たち。

 

昭和世代の社長さんって、「病的な人たちの対策」をできない社長が多い。

やり方を知らないんです。

 

昭和の世代の人たちって、「カウンセリング受けさせた方がいいですよ」と言っても、「カウンセリングを受けさせること=精神病院に行かせること」だと考えていて、「そんな恐ろしいこと言えない」と躊躇するんです。

 

「トラウマ」に対して丁寧に対応して、と自分の心情や相手の精神状態を分析する話を語れるのって40代くらいからみたいです。
彼らは東日本大震災も経験したし、9・11の世界同時中継テロも体験してるから、「トラウマ」「PTSD」「心の傷」「スクールカウンセリング」という言葉になれているし、学校にもカウンセラーがいて、「カウンセリングを受ける・受けてもらう」という話に拒否反応があまりない。
 
昭和世代の社長は「カウンセリング」に強い拒否反応を示します。
昭和な社長と話をしてると、身内や親戚にもメンタル病んだ人がいても、やっぱり放置してるんです。もしくは霊能者に頼ってたり。
 
 
だから、職場の悪質なパワハラ(サイコパス系の嫌がらせ目的でやってるパワハラ)を撲滅できない。
 

 

  社長よカウンセリングを受けよ!

 

 
昭和世代の社長が令和のパワハラの対策を本気でやるなら、最初に自分がカウンセリングを受けてみて、カウンセリングというのはどういうことをするか体験してみることをお勧めします。
 
自分の思考のクセも客観視出来るようになるから、人を使うポジションの人には役に立つ経験です。自分がカウンセリングを受けた経験のある人は、メンタル面に問題がある社員に「あなたにはサポートが必要だ」とカウンセリングを受けるように指導することが出来ます。
 
2020年にパワハラ防止法が施行されました。
ほんと、パワハラがだた単純な「ヒートアップしすぎたシゴキ」程度だったら法律なんて施行しません。
 
 
私の周り、40代で起業する人が増えてきて、昭和のパワハラ放置世代は引退する時代がもう目の前に来ています。
 

社長! 

社員のメンタルケア、口が超絶悪いとか、

あの人のパワハラやばい!とか言われてたり、

明らかに複数個所から評判が悪い社員は、

早急に「パワハラ研修」と「カウンセリング」を

マストにして、

パワハラ対策、サクサクやってください!