今、私のお知り合いの中に「余命半年」と医師から宣告された方が3人いらっしゃいます。
そのうち1人はもう7年生きています。
80歳を過ぎていて、ガンが全然進行しないんだそうです。
お金持ちで全然生活にも困っていなくて、年金暮らしで時間に余裕があるので、
会社を登記して、千代田区にオフィスを構えているものの、特に仕事はしてなくて、
好きなことをしていらっしゃいます。
ちょくちょく呼び出されて話し相手にされていましたが、私は働かないとお金がとたんに回らなくなるので、
年金暮らしで悠々自適の皆さんだけで遊んでいただくことにして、呼び出されても応じず、FOしました。
お二人目は、最近余命宣告された方です。
大変ショックだったようで、SNSに実況するように余命宣告を受けた自分の心情を吐露されています。
周囲の方がとても大変そうで「遊びに来てください」と何度かメールをいただいて、一度は顔をだしました。
ガジュマルの木を探していらしたので、さしあげようかと思ったのですが、ご病気の方に植木を差し上げるのはどうかと思いとどまり、ご訪問を自粛しています。
SNSを拝見してると全然精力的で、(元気だなあ)という印象をもちました。
意外と長生きされるんじゃないかなあと予想してます。
私も数年前「立ってるだけでも死ぬ」と言われる状態まで体調が悪化して、いつ死んでもおかしくない状態でした。
ろうそくの火が消えるように体力がなくなっていて、何もできなくて、気力もなくて、車いすに座ってるか寝てるかしてるだけでした。
人の命の長さって、特に新型コロナウイルス感染症の世界的流行があってから分からなくなりました。
ワクチンとの相性が悪くて死んでしまう方もいるようですし。この先、どれくらいワクチンの影響が体に残るか分かりません。どんどん免疫が落ちて体が弱くなるという説あります。人口を半減させるための陰謀だという説もあります。
映画「フェアウエル」 シリアスなコメディ
アメリカン・チャイニーズの映画で「フェアウェル」という、余命宣告を受けたおばあちゃんがずっと長生きしてるという実話をもとにした作品があります。オーシャンズ8やシャンチーに出演しているオークワフィナさんが主役で、元はヒップホッパーなんだそうですけれども、意志の強いアジア女性を演じるハリウッド女優さんです。
余命宣告をうけたおばあちゃんに会いにニューヨークから中国に戻るのだけれども、中国では「余命宣告を受けても本人には知らせない」という慣習があって、皆が嘘をつき続けるというシリアスなコメディ。
それで、おばあちゃんはずっと生き続けるんですね。余命がどんどん伸びてしまう。
人間って不思議だなあと感じる作品です。
芥川龍之介は「漠然とした不安」という言葉を遺して自殺をしました。
今を生きる私たちは「漠然とした不安」を茶化すことで、生をつないでいるような気がします。
思索を放棄することで絶望を手放すというべきか。
ウクライナの戦争が早く終わればいいのにと思う反面、
地球の裏側の出来事なのであまりにも遠すぎて、忘れている時間が私にはあります。
宮澤りえさんがガンになる「湯を沸かすほどの熱い愛」
阿部寛さんがガンになるプロサーファーを演じた「Life天国て君に逢えたら」
それから「余命一カ月の花嫁」
これ、私モデルになったご本人たちカップルが築地の国立がんセンターの近くで、
ウエディングドレスとタキシード姿でタクシー待ちしてるの観たんです。
偶然ですけれども、私が働いてるビルの前でタクシー待ちしてて、
「おめでとうございます」って声かけたら、「ありがとうございます」と
「絶対幸せになろうな」と男の人が車いすの花嫁に声をかけてたんです。
瑛太さんと榮倉奈々さん主演。
たぶん、↓この方がモデルになった本人。