まおちゃんは先天性疾患の口唇裂があります。
正確には口唇裂、唇顎裂というのかな?


唇と歯茎のところが妊娠初期の何らかの原因で縫合が上手くいかず、裂けて産まれてきてしまうという日本人に最も多い先天性異常があります。




発覚したのは妊娠20w頃。
胎児スクリーニングで羊水過小と診断されて、
いつも見てもらっていた産院では原因がわからず赤ちゃんに何らかの問題があると言われ、
大学病院を紹介してもらいました。


産院では赤ちゃんはお腹の中では生きてられるけど産まれたら生きてられないかもしれない、、
とまで言われ、
妊娠中期で安心していたのに、
突然のことにショックで夜な夜な泣いていました。

大学病院では羊水を注入してもらい、
羊水が入ったところでエコーで赤ちゃんを細かく見てもらいました。
身体には問題は見つからず、さい帯の捻れと圧迫により栄養が行き渡らなかったのでは?という診断でした。


しかし、先生から口唇裂があるという話を聞き
ネットで検索して画像を見たり、
病気のことを調べれば調べるほど寝れず、、
自分を責めてばかりいました。


妊娠初期に何か原因となることをしたのかな?
葉酸は飲んでいたし、
風疹はかかってないし、
薬も服用してないし、、、
ただ悪阻は辛くて、よく吐いてはいたけど、、
なんで、、高齢だから?
二人目を望んじゃだめだったの?
何度も何度も、考えてもしょうがないことばかり考えていました。


妊娠中はまおちゃんの身体のことが心配で心配でいつもお地蔵様の前を通ってはお祈りしていました。


産まれてきたまおちゃんには、やっぱりお口が裂けてしまっていましたが、
今は無事に産まれてきてくれて本当に感謝していますし、わたしたちの元に来てくれて本当に嬉しいです。
心配していた口唇裂も可愛く思えます。


どんな姿であれ、
愛くるしい我が子には間違いないです。


長期的な治療が必要ですが、
どうか前向きに明るく育ってくれることを願っています。




妊娠中に私自身ネットで色々検索していましたが、あまり参考になるエコー写真がありませんでした。

もし誰かの参考になればと思い、
当時のエコー写真を載せます。


苦手な方はスルーでお願いします。




エコー写真です。
↓↓↓









妊娠32w
矢印の部分が裂けているお口のところです。
黒く線が入っていました。


30w
この写真だとわかりにくいかな。



27w
右の写真が少し裂けているように見えます。


21w
口唇裂と診断された時。
エコー写真だとよくわからないですが、
実際はお口のところに黒い線がハッキリ見えました。


今回のことで胎児スクリーニングの大切さを改めて感じました。
当たり前ですが良い診断ばかりではないんですよね。

産院では、
もしかしたらまおちゃんは駄目かもしれない、
とまで言われていたのに
大学病院で検査してもらい適切な処置をして頂き、元気に産まれてきてくれました。

本当、妊娠して出産するって当たり前じゃなくて奇跡なんだなあと思います。

無事に産まれてきてくれたまおちゃんに感謝です。