春爛漫 庭のツツジが満開です。御柱の年は景気が良くないとお年寄りは言ってましたが、今年は春4月の寒波の影響で農作物に被害が出ているようです。一年に一度の収穫物なので、農家の方は大変だと思います。
九州の地震はいまもおさまらず、ニュース速報で震度3とかよく流れています。何だか九州の人に申し訳なく消費意欲もなくなります。
一体この先どうなるのか、不安と怖さがあります。
白石一文の「神秘」上下を読みました。末期がんで余命1年と宣告された大手出版社の、役員となり時期社長と言われるまで上り詰めた53歳の男性が主人公です。
ガン宣告を受けた後「人はなぜうまれるのか?」「自分は一体何者なのか?」と問、自分と向き合いながらというのがベ-スにあります。編集者時代に一度だけ不思議な力を持った女性の電話を受けた事がり、余命宣告を受けその女性を探すことからその人にたどり着くまでいろいろな人と出会い、タクシーの運転手さんまで、絡み合って歯車が回ります。伏線が本の終わりまで絡み合い引き込まれるように読み終えました。手ごたえのある本です。
大方の人間は死を覚悟したとき
・自分自身に忠実にいきればよかった。
・あんなに一生懸命働かなくてもよかった。
・もっと自分の気持ちを表す勇気をもてばよかった。
・友人関係をもっと続けていればよかった。
・自分をもっと幸せにしてあげればよかった。
と思うとの事。うーーーん。・・・・・・・が私の感想です。
しかし花満開のこの時期に余命のはなしとは、すいません。
余命は10年・1年・1日というのもあり。毎日コツコツと生きていこうと思ってます。