⑦2/13(月)


今回の模型屋考2も、そろそろお終いにしないと、

うんざりさせて申し訳ないですよね。・・・完結編あせる


そもそも、おいちゃんは消費行動や供給行動を、

以下のように考えています。人間、少なくとも日本人は、

オギャーと生まれた瞬間から消費者となります。


おおよそ、そこから漏れる人は居ないはずです。

実は母親の胎内に宿った時から、医療サービスや

胎教サービスを受ける消費者なんですよね。


やがて大人になって供給者も兼ねていきます。

でないと消費行動を行えないからです。そして消費と

供給それぞれに利益という価値を付加されることとなります。


儲け(利益)というと何か響きが悪いですよね。おいちゃんは、

多くもなく少なくもない適正な利益こそが、世の中を豊かに

していくのだと思っています。


「そう!利益だけが、皆の所にこぼれていく。」

という感じで捉えています。


例えばですよ、ある会社の経営者が『俺の(会社)お陰で、

あいつや、その家族がメシを食えているんだ!、もっと

俺に感謝しろ!』と考えているとします。


一方社員の方は『うちの会社は社長がケチで、お陰で

食べていくのがやっとですよ!ほんとカツカツ・・・』

なんて嘆いているとします。


どうでしょうか?世間によくある話じゃないでしょうか。あせる


これを一つの真実とすれば、この社長が払っている給料、

そしてこの社員がもらっている給料の実態は『食券』と

いうことになりませんかひらめき電球


世の中で『食券』がぐるぐる回ったって・・・世の中が豊かに

なる訳がない。おいちゃんみたいデブになるだけ。パンチ!


牛丼屋さんやハンバーガーショップが『お客様は500円分の

食券しか持っていないのだから、利益は少ないけれど、

みんなで頑張って沢山売れば、社員やバイトのみなさん

にも食券を配ることが出来るかもしれません!』

それでは、おいちゃんなら頑張れないかもしれません。ガーン


無論、おいちゃんも、同じ品なら安い店から買う気質は当然

持っています。貴方が奥様に、「高いけれど、こっちの店で

買おう!」と言ったら、奥様から「バカじゃないの!」と叱られ

るかもしれません。


でもね、貴方が社長さん・自営業者・資材調達課長さん

つまりリーダーの立場で考えてみれば「社員さんや、業者

さん、下請けさんにも儲かってもらい、豊かに生きて

もらわないと、うちの会社や店の未来も無いよネニコニコ


と考えることは、ごく自然ですよね。ひらめき電球


⑥2/12(日)


ノスタルジーですが、街から模型の『棚』が無くなるのは、

ちょっと寂しいものです。


「ホラ見ろ!模型を買って欲しいだけなんだろ!」と

聞こえてきそうですが、それはそれで仕方のないことです。

模型屋じゃないと書けないことを書いているわけですから。


地方にこそ、業態に係わらず『模型の棚』が残って

欲しいものですね。


実は、何故?大型家電量販店が、模型を扱うのかが解り

ません。模型草創期から、この業界にいらっしゃる先輩に

聞いても、皆さんから確信を持った話は聞こえてきません。


客寄せ?(模型で、そうなるのでしょうか) 

ポイント対策?(もっと解りません) 


おいちゃんが聞いたなかで、一番信憑性があったのは、

家電屋さん秋葉原ルーツ説。現在有名な家電量販店さん

の多くが秋葉原にて、現在のように家電じゃなくて、電子

部品や工作教材を、個人や学校などに販売していた

そうです。


その中で模型問屋さんとの、お付き合いがあったのでは

ないか・・・という説なんです。


それにしても、そういった量販店さんも、おいちゃん達より、

2~3%しか、安く仕入れてないようです。

それは当然なことで、なんせ問屋さんの利益が5~10%

しかない訳ですから。


20~30%OFFで最終利益は、残るのでしょうか?

まぁ、地方の家電屋さんの場合、模型売り場からレジが

遠かったり、もしくは商品を縛り上げて売り場は無人。


定番に集中した品揃えが目立ちます。おいちゃんが

言うのもおかしいのですが、もう少し儲けたほうが、

結果的に地域のファンに優しい状況が訪れる気が

します。・・・スミマセン余計なことでした。パンチ!


⑤2/11(土)

店舗継続のセオリーは、前述の14,000円を増やして

いくことになります。14,000円全てを、自らの衣食住に

使ってしまうと、次に売る商品が無い訳です。


商品が無い店(品揃えの悪い店)に魅力がある筈が

ありません。


今回の「模型屋考」のきっかけになっているテーマ。


大型家電販売店及びネット模型量販店の廉売。

おいちゃんも、「安売り」は消費者にとっての味方である

ことは理解しています。


以前ラジコン通販会社の社長と話したことがありますが、

タミヤさんの1~2万円する組立キットを売っての最終利益

が、缶コーヒー一本分にしかならないと仰っていました。


その事業を継続する為に、家土地といった資産を担保に

入れ、銀行から借入を行い経営をしている方が多数です。


多くの通販が効率を上げる為に、関連雑誌の広告から

ネット販売に移行しましたが、淘汰が進み、経営者自身で

廃業するタイミングを図っていらっしゃる方もいるようです。


さらに、アマゾンさん等の、「物・サービス」に止まらず

売れるものなら、何でも扱う巨大市場も参入して、

一般的な市場となりました。


消費者が、購入先が増えて、その中から選べるという事

は良いことです。・・・「そうひらめき電球増えればの話ですね。」 


当地の模型ファンならば、誰でも知っていたアトム模型

店さん。4~5年前になくなった時に、近隣店である

おいちゃんの店の売上が増えなければ、おいちゃんは

余程の無能だと考えました。

・・・あにはからんや無能でした。叫び


そこに起こっていたことは、アトムさんというお店が地域

から一機に3~4店舗姿を消した時、同時に模型その

ものから遠ざかったファンがかなり居たようです。

おいちゃんにも、行きつけの場所が倒産したことで、自身の趣味

(15年間かなり入れ込んでいました。)に張り合いが無くなった。


その連鎖で問屋さんが地域から撤退。そのような地域で

新たに『ホビーショップを出そうビックリマーク』という人は出にくい。


・・・似たようなことが、日本国中の多くの小売業界で

恒常的に起きているわけです。