実は、一昨日から、一人になると強い虚無感・脱力感に襲われています、、、、、、
今、普通に稽古や会議や色々仕事をしているので、私とお会いになった方は気付いてないと思いますが、、、

所属している東京西ロータリークラブの、ひとつ違いの仲間が、何の前触れもなく突然、この世を去ってしまいました。、、、

最近、皆でワイワイと酒を呑んだばかりでした。、、、

彼は我々世代の「エース」でした。
仕事も出来るし、人望もあるし、みんなに好かれていました。我々世代では最初に会長になるのは、私は彼だと思っていました。
彼は家の家業で幼少期から最高の美術品に囲まれて生きてきました。なので、彼の中に内包する「美意識」「美学」に、これから沢山触れてみたいと思っていました。
西ロータリーの同世代の同志と同じく、皆お互いヨボヨボ爺さんになるまでの長い長い付き合いと思っていました。

今でも信じられません。
そして、嘘であってほしいと今でも思っています。

最近始めたゴルフを私がすごく練習しているのも、ゴルフがとても上手い彼といつかラウンドしたい!という密かな目標があったからでした。

人間の一生とは、かくも儚いものなのかと、無常を感じます、、、、、

実は2年前のコロナ禍の感染ピークの夏、私は「デルタ株」に感染し、神奈川県下に奇跡的に一床空いた集中治療室に担ぎ込まれ、生死の淵を彷徨い、生きて帰りました。
あの時、本当にそのまま帰らぬ人となっても、おかしくありませんでした。

それから、「死生観」が変わりました。

「いつ死んでも後悔をしない人生を送ろう」。「感謝」。
そう強く思うようになりました。

お子さんを残した彼の無念を思うと、言葉がありません、、、。

まだ気持ちの整理がつきませんが、これからは、ロータリーの同志と共に、彼を想いつつ彼の分まで精一杯前を向いて生きていこうと思います。

それこそが、彼への鎮魂になると信じています。