「シン・タイタスREBORN」。
2023年10月13日から15日まで、全4公演を駆け抜けました!!
お越し下さいました大勢の皆様、ありがとうございました!!!
蜷川幸雄さんの流れを持ち、正に時代の寵児として日本のシェイクスピア劇の主翼を担う演出家木村龍之介さんから誘われ、丸3年の間の2回の中止を乗り越え、ここにシェイクスピア劇のタイトルロール(主演)を勤めさせて頂けたことに、心からの安堵と感謝と達成感を感じております。
ご覧頂いたお客様からも、凄まじい賛辞の声を頂いております!
心より御礼申し上げます!
ありがとうございました!!!
そして、共演下さった皆様。
ありがとうございました!!!
普段、全く異なるフィールドで生きているメンバーが集まり、「KING」栗田芳宏さんを中心に、本当に和気藹々と、楽しい現場でした!
9月1日からの本読みから、本当にかけがえのないひとときでした。
みんなで冗談を言い合いながら爆笑している瞬間瞬間が、かけがえのないひとときでした。
そして、本当に凄い俳優が集まったので、いざ稽古が始まれば、刺激と勉強の連続でした。稽古場でのひとつひとつが、既に私の中では大切な想い出です。
シェイクスピアという人類史上の巨人が紡いだ言葉を、木村龍之介という天才が演出し構成し、出自もルーツも違う正に「異種格闘技」で集まった役者たちが、一丸となって創り上げたのが、この、「シン・タイタスREBORN」でした。
その全てが相乗効果の相乗効果を産み、とてつもない作品を産み出しました。
そして、その作品は、これまた素晴らしい凄腕映画監督薮内 省吾さんによって、映像として収録されました!!
映像作品として、シネマ・シェイクスピア劇として、「シン・タイタスREBORN」は更に生を受けて、今度は世界へ向かいます。
私個人としては、木村さんと出会ってから、シェイクスピアの世界を知り、先ずはその速さに付いていけず(苦笑)、苦労を重ねてきましたが、3年の時を経て、廻りの役者さんたちとガチである程度渡り合えるようになりました。
その上で、今回、現代を代表する巨匠 岩崎久人さんに、特別にお願いをし、岩崎さん渾身の、世界にひとつしかない、タイタス・アンドロニカスの、シェイクスピア劇の能面を打って頂きました!!
その面を付けて、復讐の鬼となったタイタスを、後半では存分に表現することが出来ました。
これには、櫻間金記先生や野村萬斎さんの新劇での台詞廻しや息の使い方が、とても参考になりました。
能にある「武士道」と「鬼」の心で、シェイクスピア劇のタイタス・アンドロニカスと対峙しました。
それにしても、シェイクスピアの世界も、流石、素晴らしいものでした!!
台詞が身体に入ると、シェイクスピアの言葉が私を連れていってくれる。
世阿弥や金春禅竹の言葉が、連れていってくれるのと、同じ体験を実感しました!!
私の中で、シェイクスピアと世阿弥・禅竹が、笑顔で握手しているのが、体感出来ました。
お客様からは、もの凄いレビューを書いて下さっている方もいれば、とても言語化出来ない衝撃的だったと仰る方も沢山いらっしゃいます!
私としても、50歳という節目の年に、大きな金字塔を打ち立てられたことに、心からの感謝の気持ちです。
その代償に、実は身体を能以上に酷使していたようで、実は公演の2日目辺りから腰痛に見舞われていたので、お世話になっている中野坂上の「大和治療院」に昨日治療に伺い、井上院長から「相当悪いです。よくこんな状態でやってましたね」と呆れられてしまいました(苦笑)。
愉しくタイトルロールを勤めさせて頂いているつもりでしたが、想像以上のプレッシャーに心身が晒されていたようです、、、
もう本業の稽古が昨日から早速始まっていますが、ケアしながら、またいつもの能楽師活動に戻って参ります!!
本当に、本当に、ありがとうございました‼️‼️‼️
とにもかくにも、かんぱ~~い‼️‼️
●海外公演に向けた、クラウドファンディングがスタートしています!
既に開始3日で目標額を達成しました!
ありがとうございました!!
そして、今回の公演でもそうですし、海外公演でも沢山の資金が必要です。
そして、今回公演にいらした方も、また、残念ながら行けなかった方にも、配信やDVD という形で、今回の「シン・タイタスREBORN」を、ご覧頂くことが出来ます!!
よい時代になりましたね。
コロナ禍での数少ない良かったことは、「舞台も映像作品としてきちんと残す」ということが意識化されてきたことです!
是非多くの皆様にご覧頂ければと思います。
この作品を世界に持っていくために、ご支援を宜しくお願い申し上げます‼️🙇🙇🙇
「シン・タイタスREBORN」
クラウドファンディング受付ホームページ
↓↓↓↓
https://readyfor.jp/projects/shin-titus-reborn















