12日の山井綱雄之會、満席の皆様、本当にありがとうございました!!!



また、当日はお入りになれずにお帰り頂いた方もいらっしゃったと聞きました。



まことに、申し訳ございません!!!


<m(__)m>




この数日、忙しかったのもありますが、中々ブログの筆が取れませんでした。



でも、その間に、皆さまからのアンケート、そして、当日の舞台の写真や映像も見ました。






蝋燭能は、かねてから再チャレンジしたかったので、実現出来て良かったです。



ただ、ちょっと極端にやり過ぎたかな?



私の意図したことが全ての方々に伝わったとは言い切れず、これを参考にいずれまたやってみたいと思います。





私がやりたかったことのひとつは、「闇」。舞台に「闇」を作りたかったのです。



そこから繋がる目に見えない「何か」。



能とは、本来そういう芸能ではなかったのか?と。





次回は、今回の反省を活かします。



でも、やらなければ、チャレンジしなければ、何事も道は開けないし、何も分からないと思うのです。




「人生はチャレンジだ!!」 (故ジャンボ鶴田さん)




私の座右の銘です。



しかしながら、おおむねご好評を頂けましたし、まずまずだったのかなと思います。






舞台としては、あれだけの共演者、あれでダメなら、私の責任(芸力)です。



全力を尽くした舞台でしたが、幸せなひとときでした。



私のお囃子の師匠である、安福建雄先生と「道成寺」以来2度目の共演。



そして、「リビングレジェンド」・金春惣右衞門先生に初めて打って頂けたのは、最高の喜びでした。


惣右衞門先生がキザミ出したとたん、私の中でアドレナリンが一気に噴き出てくるかんじでした。


やはり、惣右衛門先生の太鼓は圧倒的でした。




ワキの宝生 閑先生とのやりとりは、ちょっと不適切な言い方かもしれませんが、面白かった!!


祈り続けてもなお、御息所(私)への「同情」を感じてしまいました。


言葉にならないキャッチボールが楽しかった!!



そして、師匠・金春安明先生率いる地謡が、地を這うような響きで、時には情熱的で時には呪術的な空気を作って下さいました。




私はといえば、途中で実は(初めに舞台に入って少し謡った辺り)「何か」が降りてきた感じでした。



そして、面の中で涙が止まらなくなりました。



なので、声が上ずってしまい、また、予定と違う「位」になってしまっていました。



なにか、こう書くと言い訳のようですが、私は全く言い訳しません。それも、私の現在の実力だと思うからです。


それを、ご覧になった皆様がどう感じになられたか。





私としては、応援下さった皆様、


       当日お越し下さった皆様(来れなかった皆様、すいません!!)、


       共演して下さった皆様、



全ての皆様に、感謝、感謝、です。



ほんと~~~~に、ありがとうございました!!!!





また、私、山井綱雄の挑戦は、これからも果てしなく続きます。



どうぞまた応援して下さい!!




ありがとうございました!!!



<m(__)m>