オリキャラの設定メモを本人たちが会話で説明していく感じの創作関連なドール会話メモ。
喋り方や言い回しは語彙力と文章力の乏しい山犬の残念オツムで形成された文章なので稚拙な表現です…それでもニュアンスとして流して頂けたら幸いです。
会話メモの狙いは、会話を通してこの子らはこんなキャラなんだなーってのを何となく掴んで頂く為のモノになりますので←
背景いつもの棚ですが、気にしないで下さい
オマケ含めたら文字数オーバーになってしまったので、オマケはリブログして続き書きます。
以下ドール会話メモ
ワンコ「…あ!師匠っ!」
先生「おや?誰かと思えば…ワンコじゃないか!
こんな所で会うなんて、奇遇だねぇ☆
どうしたのかな?」
ワンコ「お、…おれ…」
先生「…ん?
あー!ちょっと、そのまま動かないでくれ」
ワンコ「…????」
先生「……お弁当つけてどこ行くの?」
ワンコ「??????」
先生「ほら、お弁当☆
…慌ててがっついてきちゃったのかな?
まったく…はしたない子だねぇ☆」
ワンコ「………あっ///
……気付かなかった、不覚。
(でも、おししょーの指しゃぶるちゃんす…)
ぺろ…んぐぐ」
先生「…んんァっ‼︎⁉︎
ってコラ!いきなり指を咥えるのはアウトだろう⁉︎
まったく……そんな所もワンコらしくて、可愛いんだけどさぁ☆」
ワンコ「…可愛い…?
それは…好きってことか??」
先生「んー?まあ…そういうことにもなるの…かなぁ?」
ワンコ「…ンン…!」
先生「??????
ワンコ?
どうしたんだい?」
ワンコ「…。ししょー、良い匂いがする。
…美味そうな、甘い匂い。
どこから…?」
先生「甘い匂い?
…あー、心当たりがありすぎて、よくわからないなぁ」
ワンコ「…舐めて……確かめてみていい…?」先生「…あっは☆匂いを舐めて確かめるって…?
どういうことかな?味とか?
…困ったさんだねぇ…☆
そんなに僕が欲しいのかなぁ〜君は?
まあ、そのくらいなら構わないけど…?
【ワンコ】だもんねぇ☆ワ・ン・コ」
先生「……え?」
バサァッ!
ワンコ「んん…ンン……ししょーが…欲しい…」
先生「………んんんっ⁉︎
ちょ、ちょっと⁉︎ワンコ???
…待った、舐めるってナニを舐めるつもりだい?」
ワンコ「…あまい…ニオイ…するトコ…」
先生「…ま、まあ、別にそれは構わないんだけどさぁ…何で脱がされてんのかな、僕?」
ワンコ「……?ナゼ??
……ししょーカラダからいっぱい、イイニオイする………から?
……ウマ…ソウ…ンン」
先生「……君、さっき食べたばかりなんだよね?まだ物足りないのかい?」
ワンコ「ん…ソレ…とコレ…と…ベツモノ、…ししょーに…オソワッタ…」
ワンコ「…ん…ししょーのカラダは…いつ見てもキレイ…この傷痕も…ゼンブ……。
ししょーのこと、知りたい…もっと…。
色んなこと…おしえて…ししょー?
…しゅき…ししょ…ンン…」
先生「……ワンコ?
……変な物でも拾い食いしたんじゃないか?
ダメだろう?
あれほど、拾い食いしちゃダメだって言い聞かせてたのに」
ワンコ「…ひろい…ぐいは…してない…ししょ…ンン…ユビ…アジミシタだけ……うまそ…喰いたい…はぁはぁ…ンハ」
先生「⁉︎
…もしや君……⁉︎」
ワンコ「……?…ノ…ニオイ…?
……イイ二ヲイ………ウマソウ…ハァハァ…クライタイ……ウッ…。
…ハァハァ…。
ししょ…う…オレ…オカシイ…アタマガグニャグニャシテ…カラダガ…アツクナッテキ……ししょ…のこと…ヤツザキニシテカミコロシデシマイタイ…俺ガヲレデナイミタイ…ししょ…ニゲ…ァァァ」
先生「……喰らい付きたくなったら、構わないよ。
ほら、おいで。
心配しなくても、その程度じゃあ僕は死なないしね…。
というか…やはり免疫がまだ無かったみたいだね。
…君のいう甘い匂い…この残り香の所為だろう。
気を付けてはいるんだが、僕自身が免疫があるから時々気付かずに振り撒いてしまうようで…。
免疫が無いと、徐々に狂わされてしまうらしいんだ。
すまないね、…君の所為じゃない。
ワンコにはちょっとばかし、刺激が強過ぎたようだ」
ワンコ「ヴ…アァァァッ……⁉︎」
先生「…さて。
少し眠って貰おうかねぇ☆
…おやすみワンコ」
【時は流れて】
先生「…気が付いたかな?」
ワンコ「し…しょ…う?俺は…いったい……?」
先生「いやぁ、酔わせてしまってすまなかったね…。一応、中和剤を打たせてもらったんだが、無事正気に戻って良かったよ」
ワンコ「…あの匂い…は…?」
先生「…はぁ。
アレは……。
ワンコは僕が囲ってる子のことを知ってるかい?」
ワンコ「囲ってる…?」
先生「…部屋に置いてる子ね」
ワンコ「昔に失敗作の…廃棄処分になった個体を引き取った…っていう噂…だけなら」
先生「…そう、その子が魅了のフェロモン?的な能力を持ってるんだが、無自覚に周囲に振り撒いてコントロール出来ない上に、強過ぎて魅了どころか最終的に相手の自我を奪い狂い殺してしまうようでね。
まあ、その辺りも失敗作たる所以でもあるんだけど…。
時々ウッカリ、その子の残り香を強く身に纏ったまま出掛けちゃうことがあってねぇ…さっきみたいに免疫が無い者を酔わせてしまったりするんだよ」
ワンコ「……」
先生「…まっ、今回の件で免疫ついた筈だからワンコはもう大丈夫だろうけどね☆」
ワンコ「……」
先生「そんなに落ち込む事はないよ☆きっと、あの女はコレが目的だったのかもしれないしね」
ワンコ「…?」
先生「免疫だよ、免疫。アレは強過ぎて危険だが、その免疫がつけばあらゆる魅了系も無効化されるようになるみたいなんだよ。
君はあの女の番犬だろう?魅了無効化のアビリティでもつけさせておきたかったんだろうねぇ…。
はあ、実は…これからお楽しみって所で、あの女に呼び出されたんだよねぇ…僕」
ワンコ「……お楽しみ?」
先生「…いやぁ、何でもないよ☆細かい所は気にしてはいけない☆
君も、あの女から言われてここへ来たんだろう?」
ワンコ「………いや…俺は…。
主人から今日は自由にしていいと言われて…それで。
…………師匠に会いにきた、自主的に。
此処にいると、きいて」
先生「……。
そうかい☆ワンコは本当に僕のことが大好きなんだねぇ、可愛い子だ☆
ヨシヨシ、頭を撫でてあげよう☆」
ワンコ「ん…。
師匠…俺、どのくらい寝てた?」
先生「ん?まあ、そこそこ…」
ワンコ「……。
ずっと…側で看ててくれてた…?」
先生「ん?
まあ…ね。そりゃあ、放っておけないだろう?」
ワンコ「………。
師匠は……優しい。」
先生「え?どこがだい?」
ワンコ「………。
(…目覚めなければ…このまま…)」
先生「?何か言ったかい?」
ワンコ「んぬ…べつに…」
先生「さて、どこも異常は無さそうかな?」
ワンコ「ああ。普段通り…だ」
先生「…そっか。なら良かった良かった☆
そういえば、君が眠ってる間にあの女からの伝言が入ったんだけど、目覚めたらファレノプシスの所へ戻れってさ。
折角の休暇が台無しになってしまったね…申し訳ない」
ワンコ「…目覚めなければよかった」
先生「あっは☆違いないっ☆
…どうする?このまま寝たフリでも続けるかい?」
ワンコ「…そうしたい…。
が、そうは問屋が卸さないようだ」
先生「あー。
…そのようだね」
ワンコ「師匠…その…
もし俺が…失敗作だったら…師匠は…」
先生「ん?もしそうだったら、こうやって僕らは会話することもなかったんじゃないかな?」
ワンコ「………」
先生「君も知っているハズだ。数多の失敗作の行く末を。
敵味方の区別もつけられず、同胞にすら狩られ廃棄される末路を。
…だが、君は自我を確立し理性的な行動が出来る…そうだろう?
…もしかしてぇ、失敗作だったら僕に引き取ってもらえたとでも考えたのかな?
それはないよ☆
生憎、ウチに居る子だけで手一杯だからねぇ…」
ワンコ「……。
師匠と暮らせたら…毎日師匠のご飯が食べられるのに。
…師匠のご飯は美味しい…残念だ」
先生「あっは☆どうやら僕はワンコの胃袋を掴んでしまっていたようだねぇ☆
もう、ほんっとに君ってば、僕のことが大好きなんだねぇ☆
…そんな顔はよしてくれよ☆また一緒に任務に就く事だってあるだろうし。
その時はご馳走を沢山用意してあげよう☆」
ワンコ「ごちそう?やくそく…!」
先生「…ああ、約束だ☆」
ワンコ「なら…ギュッとして…欲しい」
先生「…ん?
…ワンコは甘えん坊さんだねぇ。
まっ、こう逞しい見た目をしてこそはいても、まだまだほんの子供みたいなものだもんねぇ〜☆」
ワンコ「……子供扱いは、キライだ」
先生「はいはい、番犬さん☆
お仕事行ってらっしゃ〜い☆」
ワンコ「…師匠…。
…主人は……。
…いや…何でもない」
先生「?」
ワンコ「それじゃあ、師匠。あの約束、厳守だから。
…いってきます」
先生「うんうん、じゃあ気を付けて。
…拾い食いはダメだからねぇ☆」