卒業設計で、知的障がいを持つ方に向けた住宅設計をしようと考えている大学生です。

最近は障がいを持つ方の生活を知るための一つの手段として動画やSNSで個人的な発信を見ていることが多いです。

 

①翔ちゃんねる

知的障がいを伴う自閉症のお子さんに対し行ってきた家庭療育を発信してくださっています。

34歳になる翔さんは現在一般企業に就職しているそうで、実家で暮らしているみたいです。

 

 

ブログも書かれているようなので、読んでみたいと思います。

 

 

 

 

 
②れおちゃんねる
特別支援学校に通う9歳の息子さんの日常を発信されています。知的障がいを伴う自閉症で、5歳の弟さんもいます。
動画をさかのぼってみているだけでも、段々癇癪を起さなくなってきたり、発する言葉が増えたりと、ゆっくりではあっても成長しているのが見て取れます。兄弟間の仲も良く、見ていてほほえましい気持ちになります。

 

 
障がいを持つ子の兄弟姉妹のことを「きょうだい児」と呼ぶそうです。このチャンネルとは関係ないのですが、SNSで発達障がいを持つ方のアカウントを見ていた時に、夫は子供が欲しいけれど、自分はきょうだい児を持つのは怖い、とつぶやいている奥さんを見たことがあります。かなり難しい話ではありますが、設計の際はその所謂きょうだい児がいるご家庭を想定してもいいのかな、と思っています。実際以前ボランティアに行ったときも兄弟がいるご家庭はありました。弟さんが荷物を持ったり、バギーを押したりとしていたのが印象的でした。
 
③もっくん&かりんとう
自閉症、軽度の知的障がいを持つ7歳の息子さんと、5歳の妹さんの日常を発信されています。
お母さんも軽度のADHDの発達障がいを持たれているそうです。
 
歳の近いご兄妹で、一緒に遊んだり、喧嘩をしたり、仲が良くてほほえましいです。
見た動画の中で一つ印象的だったものは、妹さんとお母さんが一緒に二人だけでご飯を食べる動画でした。
息子さんが食べたがらない嫌いな食べ物が、妹さんは好きらしく、好きなもの食べていいよと言ったときにそれが食べたいと言ったそうです。我慢させちゃってたのかな、とお母さんがおっしゃられていました。別に障がいのあるなし関わらず、そういったことはあると思いますが、兄弟がいるご家庭ではやはりどっちもの意志を承諾するのは難しいですよね。
 
 
やっぱり一概に語ることはできず、それぞれ特性が違います。
施設のような形になれば、建物は誰にでも対応できる形にすることになりますが、住宅だったら特定の一人に対応することができますよね……。知的障がいとは言えど、どういった人を想定するか、悩んでいます。