家には配偶者が持ってきた古い軽自動車が1台だけで、これまでは困っていませんでした。
ただ、無事に行けば家族が増える予定が近付いてきたのです。
夫婦が乗ってチャイルドシートを付けベビーカーも乗せる…のは軽には無理です。
そして病院での検診も行き来の事故リスクを考えると、早めにもっと安全な車にと思い。
じゃあ車を買い換えよう、今のうちの方が二人で気兼ねなく車を見に行ける。
と言うわけで乗り換え先を探すことになりました。
まずは車種をどうするかですが、
2列目にチャイルドシートを設置してベビーカーが乗せられるとなると…
ミニバンか荷室大きめのワゴン、ハッチバックやSUV。
配偶者はベビーカーを畳まず立てたまま乗せたいとのことで、ミニバンに決定。
実家では新車を買っては乗り潰すくらいまで長く乗ってきたので、新車が良いとのこと。
出来れば中古のインプレッサなんかで繋げないかなと思いましたが即諦め、新車のミニバン探しに(笑)
ミニバンは極小=軽/小=4m弱/中=4m前半/大=4m後半という感じにクラスがあります。
ベビーカー積んで荷物も載せたい、更に家族が増えても買い換え無しで乗せたい、というのが今回の要望。
となると、ソリオなどの4m弱サイズでも狭すぎるので選択肢は4m前半か4m後半。
ノアやヴォクシー、セレナやステップワゴンのような4m後半サイズは子供どころか大人6人も乗れる余裕ですが、
当面は大きすぎて運転もしにくく価格も高いのでオーバースペック。
4m前半で、幅が日本で便利な5ナンバーサイズのミニバンは…
トヨタのシエンタ、ホンダのフリードの2車種だけなのが現状です。
日産も今年投入するという噂もありますが、今のところは選択肢が2つ。
なぜこのクラスは2車種しかないのか私なりに考えますと、
一定の需要はあるものの広がりは限られるためでしょう。
大人4人+荷物なら売れ筋のSUVやハッチバックで十分なことが大半で、
「一時的に6人乗せたり4人+背の高い荷物を載せたい」のだが「ノア級では大きすぎる」
という中途半端なニーズにしか合致しないからです。
背が高いため走りはSUVやワゴンに劣り、前後が短いため小回りが利く以外はノア級の弱体化版。
でもそういう中途半端な車が欲しい層が一定数は居る…それが子育て家族層。
ベビーカーや三輪車や自転車を乗せたい、ただ子供も小さいしノア級までは…
子供が大きくなったらノア級に乗り換えるけど、今はもっと使いやすい車に…
という層にとってこのサイズがジャストミートな訳です。
そして、海外メーカーは日本だけのために幅が5ナンバーサイズのミニバンなんか作りません。
海外で生産販売している幅の広いミニバンなら日本でも売っていてたまに見掛けますが。
日本の自動車メーカーのうち、中途半端なサイズのミニバンを作って売れるのは実質…
トヨタ・ホンダ・日産の大手三社だけでしょう。他社はもっと自らの得意分野に絞って戦ってます。
そして海外逃亡した人の負の遺産で日産が全てに出遅れてる中、現在は2社対決になっている訳です。
じゃあシエンタとフリードのどちらにしたのかというと…
ホンダのフリードです。
一応トヨタの株主(超小口)なんですけどね(笑)
なぜ選んだのかというと…長くなったので詳細は次回!