私の肝臓はまだビール１本ぐらいの処理能力はあるようだ。まだ薄暗い５時過ぎにすっきり目が覚めた。
昨夜１８時過ぎにシンハービール大瓶１本を飲んだ。酒を呑まないで過ごすというルールだったけど、チェンライで呑んでから毎日飲んでしまっている。。別に悪いことをしているわけではないけど、ささやかなルールでも守らないと心に引っかかる性格。今回の旅のテーマはいくつもあるけど、ひとつは「自分を許すこと」。まあまあとかマンペイライとか言って自分をなだめている。パートナーがいればそういうことに気づかせてもらえるんだろうけど、新しい仕事をはじめると夢中になってしまう自分を想像できてしまうからなーと、まあまあと思えない自分とまた遭遇！マンペイライ、マンペイライ、マンペイライ。。
自問自答の連続の日々でずいぶん自分を追い込んでいたことは否めない。まさに「創業は狂気」、少しリラックスして継続させていこう、そうでなければいつまでも苦しいままだ。。と思っていて、また新たな仕事をはじめようとしている自分がいる。ストイックに生きたいのか？と自問するとそうでもない。ただお付き合いいただいている先輩方はみな仕事をしていて、生涯現役を貫くために自分の存在を高める努力をやめていない。現在５３歳、ジョニーだけで終われないというより、もうひと仕事、ふた仕事取り組まなければ人生を豊かに生きるマインドが育たないのではないか？と自分なりに思うようになった。ならば、今回は狂気にならないように仕事を遂行していくためのマインドセットが必要だ。いまのところ、こんなことを考えている。
・ひとりで決めない（なんでも人に相談する）
・仲間とやる（生き様を求める者しか仲間にしない）
・軌道に乗ったら出資を募る（社会が求める仕事に育て上げる）
・ルール化する（面倒な感情はすべて排除する）
・見返りを求めない（一番大切なこと以外を求めるとおもしろくない）
この骨子を出張中に固める。あと決めるべきは事業領域だけにして、未定のまま進む。思い通りに事業を遂行させるのは至難の業とジョニーの経験値が教えてくれる。緩やかに柔軟に対応しながら、着実に実績を積んでいく。
最後の見返りを求めないが一番重要だと思っている。ベンチャー企業の社会的使命は「新たな価値の創出」その１点。金は後からついてくる。
これからの「参加型社会における全員主役時代」においては「大衆」の質が変わる。フィールドは世界規模、国境は経済活動においてなくなり、AIのおかげで言葉や思考の壁すら意識下でなくなる。私のレベルでさえ、こんなことが想像できてしまう時代だから変わらないわけがない。
帰国して、なるべく腹をへこまして、久しぶりにスーツを新調する。
外国に来ると日本がなぜ驚異的な発展をしたのかがなんとなくわかる。
さて、今日も水かけに行ってきます。
合掌