表は、日本の主なレジャー施設の入場料金と値上げ予定だ。

最近これら施設には行っておらず、疎いのだが、いつのまにかこんなに料金が高くなっているんだな。しかも、今年になって相次いで値上げしたか、予定しているとのことだ。値上げ幅が半端ではない。なんと6割の値上げとのことだ。勿論最近の諸物価値上げの影響だけではない。調べてみると、各施設ともに、施設やサービスを新たに増設し、大型投資をしてその魅力(顧客満足度)を上げているのだ。例えば、東京ディズニーシー(TDS、千葉県)では新エリアが開業したし、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、大阪市)でも新エリアが開業する。私の好きな水族館:海遊館、大阪市 でも、豪州のサンゴ礁をリアルに再現した水槽を導入する。
こんなに高いと、おいそれと行くわけにはいかない。
施設の方でもそれを見越して、年間パスポートなるものを盛んに発行しているようだ。

ペロブスカイト太陽電池については今までもブログに書いた。次世代の太陽電池の本命と見なされている。現在の太陽電池の主流である結晶シリコン型並みの発電効率とコストの目途がついてきたらしい。研究開発段階から実用化段階へと進んできている。

今日本では官民を挙げて普及に取り組み始めた。
積水化学工業は2025年4月にリニューアル工事が完了する大阪本社の外壁にペロブスカイト太陽電池を実装する。建物の外壁に常設する国内初の事例になる。

パナソニックホールディングは神奈川県藤沢市のモデルハウスにペロブスカイト太陽電池を搭載し実証実験を始める。5年以内に製品化するとのこと。
YKKAPと関電工は提携し建材一体型太陽光発電の開発に取り組み、26年度の市場投入を予定している。
経済産業省は日本発の技術としてペロブスカイト太陽電池に注目し、開発を支援している。特に欧米では太陽光発電が基幹電源になりつつあるが、太陽電池生産の中国依存が問題視されてきている。現在太陽電池製造の8割が中国に集中しているからだ。
日本のエネルギー安全保障の観点からもペロブスカイト太陽電池はうってつけだ。主要原料の一つであるヨウ素を国内で産出でき、日本は生産量の世界シェアで約30%を獲得できるとのことだ。応援したい。


 

新聞報道によると、情報を保存・処理するサーバーや通信機器をまとめて管理するデータセンター(DC)の建設ラッシュが続いているらしい。
最近のクラウドサービスや生成AI(人工知能)による情報処理量が急増していて建設ベースに拍車がかかっているとのこと。DCは経済安全保障の意味でも重要性が増しているらしい。
ロッカー状の細長いラックが大量に連なり、それぞれにサーバーや通信機器が並べられている。機器からは熱が放出され、それを冷やす空調も必要とされる。そのため、DC運用には多大な電力が必要とされるとのこと。国のエネルギー政策にも影響しつつある。
DCの需要が急伸している背景には、クラウドサービスや生成AIの利用が高まり、企業が管理するサーバーなどが増えたことによる。写真はIIJ=インターネット・イニシアテイブの千葉県白井データセンターだ。

 

データの保存には安全保障の意味からも、少ない国指導の大型DC数か所ではなく、各所(国内)に分散配置したほうがいいらしい。国内のDC需要は今後も高まるとの予測だ。
ブラフ参照。

「CCUS」とは、英語の「Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage」を略したもので、「CO2の回収・貯留・有効利用」を意味する言葉です。火力発電所の排ガスなどに含まれるCO2を分離・回収し、深い地層に貯留し、必要に応じて有効活用する技術を指します。CCS・CCU・CCUSという三つの似た言葉がありますが、それぞれの意味は以下のとおりです。

そして、その仕組みです。



 

新聞報道によれば、靖国神社の石柱に落書きをしたとのことで、中国籍の3人に逮捕状が出されたという。toiletと書かれた落書きだ。
今回の事件は落書きをしている様子を撮影してSNSに流した確信犯だ。
「礼拝所不敬罪」で逮捕状が出された。1人は日本で逮捕され、残り2人は逃亡中で、すでに中国に帰国しているらしい。
靖国神社が狙われる背景には、「「江沢民政権時代から中国国内で長年にわたり反日教育が行われ靖国神社は侵略戦争をした憎むべき悪の象徴として目の敵にされてきたためとのこと。
逮捕者は写真のようにまだ若者だ。

このところ梅雨なのに連日猛暑が続いている。今年も暑い夏らしいので電力不足が心配される。確かにエアコンを点けると消費電力量が跳ね上がり、電力料金が心配になるほどだ。
政府の発表によると、10年に1度の猛暑を想定しても、今年は電力需要に対する予備率は安定供給に最低必要な3%を上回る見通しなので心配ない、と言っている。

1)ここ数年の企業や家庭で節電志向が定着したこと
2)点検を終えた火力発電所が7月後半に順次稼働できること
3)電力各社で電力の融通体制ができていること
4)ピーク時に発電する、揚水発電の活用ができること
などの理由らしい。
表はこの夏の電力供給予備率の見通しだ。
もし地震などの災害リスクが発生し切迫度が増せば「電力需給逼迫警報」などで節電を求める可能性もある、としている。

揚水発電など、懐かしいな。また古い火力発電所では、しばらく運転停止していた三浦半島先端にある東京電力、横須賀発電所の「火」が灯っているらしい(^^)。

産経新聞の書評だ。評は島田洋一氏=現在福井県立大学名誉教授
日本外交の劣化=山上信吾著(文芸春秋社)

よくぞ書いてくれた、と読みながら何度も思った。外務省の中枢にいた人が、実名を挙げつつ日本外交の闇に斬り込んだ本書はまさに画期的と呼ぶにふさわしい。
例えば歴史戦について山上信吾氏は、斎木昭隆元外務事務次官が発した「敗戦国は歴史を語る立場にない」という言葉を厳しく批判する。
「一部の外務官僚がクールなリアリストを気取り、主張すべきを主張せずに拱手傍観している間に、国家や民族が貶められていく。こんなことを看過するわけにはいかない」。戦争に負けて外交に勝つ、があるべき気概ではないかと言うのである。「クールな」態度は勉強不足にも起因する。歴史を堂々と語る知識がないから「歴史を語る立場」を打ち出せない。これは多くの「国際政治学者」にも言えることだ。自戒したい。
本書は外務省を巡るさまざまな疑問も浮き彫りにする。
「北朝鮮による拉致問題で安倍氏に評価されたが故に次官に就任できたと省内外で評されてきた斎木」氏が、確実とみられた駐米大使になれずに退官に至った経緯について山上氏は、安倍晋三首相(当時)による北方領土交渉の「前のめり姿勢に対して慎重論を展開したこと」で「安倍氏とその側近の不興を買って遠ざけられた。少なくとも、それが省内関係者の受け止め方だ」と記している。
これが外務省の「受け止め方」だとすれば危うい。私の知る限り、斎木氏が安倍氏の信を失った最大の理由は拉致問題にあった。すなわち、北が内々に生存を伝えてきた、日本に身寄りのない拉致被害者2人の一時帰国、および他の被害者に関する「日朝合同調査委員会」立ち上げを以て解決とする線で斎木氏が日朝協議をまとめようとした。これを欺瞞であり背信と見た安倍氏が斎木氏を切った―。
拉致問題は現在進行形の事案だけに、実務交渉を担う外務省の「組織の記憶」は重要である。膝を打つにせよ、疑問を覚えるにせよ、本書に退屈な部分は一ページもない。

以上が書評だが、早速書店に行きぱらぱらと読んでみた。確かに面白そうだ。元外務官僚の方の内側から見た日本外交のあり様だ。現役を外れた方なので内容は生々しい。
しかし、1800円(税別)も出して買うほどか・・・、と思い、その足で逗子図書館に行き、リクエスト(買ってもらい、入庫したら一番で私に通知)をした。多分また忘れたころに入庫した通知が来るのだろう(^^)。最近は物価上昇がはなはだしいが、本も同様だ。数年前なら半値ぐらいで買えただろうに。今は書評で我慢しよう。

 

AI、最近は生成AIについて関心を深め、特にその応用例に興味がある。
今回の話題は、英会話アプリを使った、学習への応用例だ。

月額数千円でどこでも手軽に英会話を学べる「AI英会話」が注目されている。
AI英会話アプリを開発するスピークバディは、米オープンAIの対話型AI(チャットGPT」を活用した会話機能を2023年に追加した。そのダウンロード数が300万件を突破したという。
英会話アプリは、利用者が話しかけるとその音声を認識して返答の内容をAIが作成。音声を合成して話し相手のキャラクターから反応が返ってくる。まるで画面上の登場人物と話しているような体験ができる。つまり具体的なシーンに合わせて英会話を学べるのだ。
更に最近は、レッスンで学んだフレーズを使って会話を組み立てられる「フリートーク」機能も追加されたという。
使われている技術は、4つ。フリートークのための「会話AI」、発音記号レベルで認識するための「音声認識」、英作文の添削のための「自然言語処理」、そして各機能の精度を高めるための「機械学習」だ。
なるほど、これなら学習者の想定する場面で自然な会話学習ができて興味がそそられそうだ。生成AIを上手に使った応用例だ。
これは一例だが、各方面でAI(特に最近は生成AI)の応用例がいろいろ出てきている。楽しいではないか・・・・。

 

通常国会審議が終わって、次期首相候補が話題になっている。その一人:上川陽子、現外相の人気が高いが、ここ暫くはその人気が後退しているらしい。その理由が面白い。昨年9月に外相に就任して以来、国際会議や各国外相との会談を100回以上重ねて、メディアへの露出機会も増加していて人気が高かった。初の女性首相の呼び声も聞かれた。


ただ、このところ、首相としての力量について辛辣な意見が少なくないのだ。今国会の委員会審議で容赦のない批判が出た。上川氏は国会や外務省の定例記者会見で、事務方が用意した応答要領や答弁原稿に依存して発言することが多く、質疑に立った議員の間で「心の通った思いが伝わるような答弁がない」との不満が出ている。小熊慎司議員(立憲民主党)などは、「原稿を棒読みするだけで、聞いてもいないことまで答えて居る、そんなんじゃ総理にはなれないよ。原稿を棒読みする外務大臣は見たことはない、ひどい」・・・・と。事実上川大臣は簡単な質問にも長い説明を繰り返す。官僚作成の答弁を読んでいるからだ。アドリブがなく、能力が疑われるとのことだ。真面目で勉強熱心で知られる上川大臣で、言い回しのミスで上げ足を取られることを嫌って、準備された原稿の読み上げに徹しているのか・・・・?


まあしかし、外国で各国大臣などと渡り合うのに、官僚作成の原稿棒読みもないだろうから、そうでもないと思うが、最近はそんな姿が国内で目立った。
さて、どうなるのか?

女性部主催の社会見学日帰りバス旅行に参加した。
今回は「醤油工場見学と筑波山神社」と名打ってのものだった。
その醤油工場見学が当初キッコーマンの予定だったらしいが、予約ができず、
結局 銚子まで出向いてのヤマサ醤油になったようだ。遠いので出発時刻が早まり、自宅が集合場所(武蔵小杉)から遠い私としては早起きで大変だった。
今回は、梅雨時だったが、曇りの天気で雨は降らず、蒸し暑かったが良かった。
まず筑波山神社はバス駐車場から遠く15分から20分も歩いたので疲れたし
皆さん御歳のせいか歩みが遅く、随分時間を浪費したようだ。私も杖を使う状態。
また神社境内に登る階段がきつかった。昔は駆け上った記憶があるので、我ながら年取ったな、と思わされた(^^)。
昼食は「すぎのや本陣」でいつもながらデラックスで大満足(写真)。


ヤマサ醤油は銚子にあり、そこまでのみちのりが延々と高速を走り遠かった。
予定より到着時間が大幅に遅れたらしく、結局見学時刻に間に合わず、見学は無しで
残念だった。記念写真。

このあたり主催者側のご苦労がたいへんだったのだろう。
帰りの時間が気になったが、平日の渋滞もさほどなく思ったよりはバスがスムーズで
7時30分ぐらいに武蔵小杉到着でよかった。

以上が建て前の感想です。
実際は、正直言って今回の企画は大失敗ではなかったか?
筑波山神社は、駐車場を最初から近くにすべきだったし、駐車できなければ、
乗り降りだけでも神社門前にすべきだった。ここで皆さん歩きが苦労で30分以上時
間をロスした。
ヤマサ醤油は非常に遠かった。結局時間に間に合わず、見学ができなかったのは、
わざわざ銚子くんだりまで出かけた意味がなかった。バスの中で、皆さん
銚子に行くなら犬吠埼見学の方が良かったね、などの発言もあった。
まあ、ご苦労様でしたが、今回はちょっとどうかな、と思われた。