アスファルトシングル材の結末・・・ | 三州瓦メーカー山平の瓦ブログ

三州瓦メーカー山平の瓦ブログ

瓦の製造メーカー (株)山平 社長のブログです。
瓦に関することから会社紹介、地元の紹介など
いろんな情報を発信します。
瓦業界とエンドユーザーの方との距離を近づける
ための一つの手段としてブログを始めます。

今日は朝からちょっと、取引先のブログをチェックしていたら・・・

スゴイ画像を見つけてしまいました。
僕らにとっては、瓦以外の屋根材なんで、ちょっと迷いましたが、
これを知らずに後で後悔していただきたくないなと思い紹介します。

鹿児島県垂水市の屋根施工店さん (株)川畑瓦工業さん←HPに飛びます
いつも熱血!瓦屋社長日記より抜粋←ブログに飛びます

アスファルトシングル材とはフェルトにアスファルトを浸透させ
表面に砂粒をつけたものです。
柔らかいので、施工性もよく、軽いのが特徴です。

$三州瓦メーカー山平の瓦ブログ

これは20年ほど経ったシングル材の葺き替え現場だったそうです。
最初は、鹿児島なんで火山灰が表面についてしまってるのかと思って
確認の電話を入れさせてもらったんですが、火山灰ではないとのことです。
完全に表面の劣化ですね・・・

$三州瓦メーカー山平の瓦ブログ

やはり経年変化で硬化してしまい、素地が切れてしまって
雨漏りの原因にもなってしまっているようです。

$三州瓦メーカー山平の瓦ブログ

つなぎ目で引っ張って切れてしまってるところだそうです・・・

正直、この画像を見た時は開いた口が塞がりませんでした。
どうしても、シングル材を使う際には、これを念頭において、
ある程度の期間で葺き替えをする予定を組んでご利用下さい。

なかなかHPなどでは、良い情報しか書きませんし、知ることができないですが、
家や建物は5年10年で建て替える訳ではなく、長く住むものですので、
長い目で、考えていただきたいと思います。

ちょっと朝からショッキングな内容ですいません。


BY 長く続いてる物には、やはり意味があるのだと感じる専務