前々職では、自社ビルの運営会社で勤めていた。
1Fはテナントさんで、それぞれお店を経営していたのだ。
会社もあれば、家族で店を経営しているなど、様々であった。
そこで、毎日、顔を合わせて話せば、どんどんと距離が近くなっていった。
そこの職場は、自分に合っていたと思うのだ。
運営会社のなかで、いろいろあり辞めてしまったが、未だにお店の人と、お付き合いはあるのだ。
夫妻でお店をやられていたのだが、体調面から店を閉めたのだ。
このお二人には、随分と助けられたのだ。
まあ、お二人だけではなく、すべてのお店に感謝している。
ご夫妻は、お店を辞められてから奥様が大きな手術となっていた。
回復したら、会いましょうね。
そんな約束を交わしていたのだ。
決して、僕からは連絡を入れることがなかった。
だが、とある日。
僕に、奥さんから、LINEが入った。
そこには「ご夫妻が働いていたビルに遊びに行こうと考えている」と書いてあった。