OUTPUTのEXHALEはヒューマンボイスをモチーフとしてシンセサイズしたライブラリィでサンプルライブラリィというのではなくてシンセです。

 

ヒューマンボイス系のライブライリィは多くのベンダーから出て、おっさんが所有する代表的なのは下の図でそれぞれ特徴があるんだ。

 

●EXHELAやVOCALISEはシンセ系

●REQUEM・BLUEはリアル系

●ETHNO VOICEは様々な民族的なリアル系とフレーズ集

●PRAGUEはUVIエンジンでリアル系の4声、ソロと合唱

あと、その他もろもろ。

 

で、シンセ系の代表っぽいのが

OUTPUTのEXHELA

HEAVIOCITYのVOCALISE

 

で、ヘビオシティのボカリスは同社のフラッグシップエンジンGRAVTYを使っているので取り扱いは前に書いたので、今回はEXHALEのエンジン部分に突入だ!!

(KONTAKTライブラリィを制御するインターフェイスや諸々のスクリプトを”エンジン”とかいうんだ。多分)

OUTPUTはそのライウラリィごとにインターフェイスを変えてくるのでイチイチ面倒しけ~のだけど、ざっくりとエンジン部分を理解していないと色々な楽曲に合わせて調整するのに不具合が生じることもあるので知っておいた方が良いよ。

 

基本的にはSIGNALと同じような感じで、基本的には4っつのマクロスティックとか呼ばれてるフェーダーをリアルタイムに弄ったり、オートメーションさせたりして色々カッコよくするのだけど、EXHALE以降は”RHYTHM”と呼ばれるステッパーみたいのやLFOが簡素化されていて1系統となる。たぶん。

 

メイン画面はそのマクロフェーダーと、これが便利かもしれない音色検索用のブラウザ。

検索は物凄くざっくりしていて、SIGNALのように絞り込んでいくタイプでは無い。

ま~基本VOICE系なんでね。

 

では実際にエディットする前に構造を。エンジンを開くとこんなの

 

 

解り易ようにイニシャルパッチだ。

音源はソースAとBの2系統。

そろぞれのソースに独立したADSRのエンベロープとEQが設置される。

この出音を元に隠していくぞ。つ~感じ。

この時点で、大概のパラメーターに後に書く予定のマクロコントロールの割り当てが出来る。

A・D・S・Rそれぞれ独立させてね。EQもね。

 

エンベロープとかEQは今更なので、おのおのクリックしてみてね。

 

さて、基本ソースを見てみる。

ここをクリックすると基本のサンプルを選択する画面となる。

 

もしかして、一部の音が出ないかもしれない。

おっさんのはテープ1のヴォコーダー系のサンプルが動かん。

バグかもしれない。なんかしらのアナウンスが出てたりフォーラムを調べてみる必要があるかな。

 

OUTPUTの音源は完全にスクリプト化されていて、サンプルファイルもなんか見れない.orz

再ダウンロードで解決しました。

ま~気を直して先に進む。

 

あっ、そうそう、サンプルのアイコンみたいなのはそのアイコンの説明だ。

 

さて、これから説明はしないが表示させる部署がEXHALEのモジュレートの心臓部のリズムだ。

基本形はLFOまたはステッパーみたいな感じなのだが、結構複雑っぽくできていて、エ~よ。

いっけんしてシンプルそうなんだけど、右端の”FLUX”というところでさらにRATEをコントロールするのだけど、これをオリジナルで作り上げると結構ごちゃごちゃになる。で、その時の助けがプリセットされている。

ま~色々試してみてくれたまえ。

 

さて、このリズムの適応なんだけど、これがまた変わっていて、通常のシンセとかは”AMONT”とかのパラメーターがあるのだけど、OUTPUTのはこれを「引きずり出す。」

 

こんな感じだ。

最終的にはマクロフェーダーだかスティックにアサインして、深さやアマウント量を決める。

 

このマクロへの適応がOUTPUTの音源の基本だから。

出音的にはシンセライクなサウンドなので、フォルマント調整に優れたシンセとかで似た傾向のサウンドは出せそうな気もするが、も~似たサウンドとか必死こいて作るより手持ちのサウンドを弄った方がハエーような気もするが・・・・。

かといってヴォコーダー的でもない。

サンプル素材を聞く限りではSIGNALもそうであったように割とシンプルなサンプル素材だ。

それがここまでカッコよくなるのは単にプリセットがカッコよいからなのか?

それともこれから書く記事に秘密があるのか?

なんつって、おっさんの記事にはそんな深いとこまで解読できるほど凄くないけど。

 

つ~わけで、長くなったので、本日はここで終了。

次回はマクロの使い方。

 

なんつって、書いてて、出てこないサンプル見つけたのでちょっとサポートに連絡してみるわ。

ま~おっさんのブログは書きながら一応弄っているのでインプレッションと出音の確認を兼ねている。

ちなみに、自分で作った波形をOUTPUTに持ち込むことはかなりの力技が必要で通常は出来ないようです。さらに、それについてはサポート対象外。

だとよ。