MAZDA ND Roadster yamaguchi-speaker system 3D | くるまの達人

くるまの達人

とか、タイトルで謳いながら、実はただの日記だったりするけど、いいですか?

自動車の可能性、って考えたことあり
ますか?


脱炭素時代を生き残るとか、そういう
話ではありません。


毎日を一生懸命生きて、盛り上がるこ
とや凹むことが当たり前のようにいろ
いろあって、また朝になったら目が覚
めて。いつか覚めない朝を迎えるその
日まで、心に揺らぎを覚えながら一生
懸命生きてゆくその中で、例えば自動
車の可能性に自然に身を委ねることが、
あるわけです……わたしたち。

心の揺らぎを増幅したり、静めたり、
そういうことで人って熱くなれたり穏
やかになれたりしながら、次の一歩に
想像力を拡げて明日の朝も目が覚めた
らやってみよう、って思える。

自動車って、わたしのようなメカお馬
鹿さんにしてみたら、四大力学のすべ
てが協調しながらひとつの役目を発揮
する壮大な機械だったりするわけです
が、そうではない側面もあるんですね。



音楽って、実は非常に数学的です。2
つ以上の音の響きの中に極めて明確な
法則があって、その法則はつまり長い
時間を掛けて人間の生理を分析しまく
った成果物だったりします。わたしは
どうしてもそういうことを知ろうとし
てしまうクセがあるのですが、そして
スピーカーシステムで創る音楽空間も
そういう理屈という土台を持っている
側面もあるのですが、そんなチンケな
ことでは到達できないんだよなぁ……
と感じる出来事というのがあります。


マツダの元副社長、藤原清志さんの愛
車のNDロードスターに、わたしが創
るyamaguchi speaker systemの最新
仕様をフルキットで装着させていただ
く機会をいただきました。





わたしのやることを本当に面白がって
くれるRSガレージワタナベの渡辺さ
んのファクトリーで、渡辺さんと2人
で取り付けました。

運悪く大きな台風が迫っていて、予定
を一日早めて仕上げました。








写真と動画は、完成したロードスター
での音楽を藤原さんに確認していただ
いているときの様子です。渡辺さんと、
仲良くしている写真家の麻生さんが撮
ってくださいました。



【視聴動画1へのリンク】





【視聴動画2へのリンク】





自動車の可能性を、感じませんか?










自動車を知ったような言葉で評論して
はいけないと、これらの写真や動画が
わたしに教えてくれます。

この音楽に心を揺すぶられながら、道
を走ります。世界中で同じ経験をする
ことができます。百万とおりの心と、
百万とおりの音楽と、百万とおりの道
と……百万とおりの人生を、自動車は
豊かにすることができるんです。

例えば脱炭素問題は大切です。けれど
も、自動車の可能性は同時に、人間の
人生の豊かさに向いていなければなら
ないと確信できるんです。












いよいよここまで到達しました、とい
うこのスピーカーシステムの概要は、
別の機会にお知らせします。

「(バンドの)メンバーを感じて、オ
ーディエンスを暗闇の中に視る感じ…」

という動画中のわたしの解説が、いよ
いよ到達したイメージです。観客席か
らステージを見上げるのではなく、ス
テージ上で音楽を演奏するメンバーの
一人となってオーディエンスの注目を
感じるあの感覚を、ロードスターの2
つのシートに用意しました。

BassPLUS+のとき以上に、想像しても
らいにくい視聴感だと思います。わた
しが知る限り、ロードスターでこの空
間感の前例はありません。

車両の加工・改造は一切ありません。
純正デザインもまったくそのままです。
デッドニングもまったくしていません。

聴いていただける機会を作れればいい
なと、考えています。


追記:
10月30日、ここで紹介した藤原さんの
NDとまったく同じ仕様のスピーカーシ
ステム装着車のオーナーが、視聴の機
会を作ってくれました。開発車を含め
て、まだ3台しか装着車が存在しない
システムです。ぜひお越しください。

詳しくは、《コチラ》をご覧ください。










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してください。ブログよりも更新が楽
なので、スピーカーシステムの話、ク
ルマの話、はるかにたくさんの発信を
しています。簡単な動画ですが、スピ
ーカーシステムの音を車内で録音した
ファイルも、Facebook内にはたくさ
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山口宗久(YAMAGUCHI-MUNEHISA.COM)
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