2024読書 12 ひとたび人を殺さば ウェクスフォード警部シリーズ  | /

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ルース・レンデルの作品
 
仕事を離れたウェクスフォード警部、、やはり事件が気になり。
ロンドンでの療養は退屈のきわみ
 
妻や甥の妻たちに腫れ物にさわるように病人扱いされるなんてガマンなりません。
なぜだ、、甥のハワードは最近おこった若い女性の殺人事件の話をまったく話題にせず
ウェクスフォードのイライラはつのります。
ハワード警視とのやりとりも面白いです。
 
事件は二転三転でウェクスフォードも一度へまをします。 最後!!ヒントはあれだったか、、、楽しみました!!
 
英国ミステリーは本当に読んでいて楽しいです。
今は駅の名前なんかも検索でどんなところかわかるし便利なものです。
 
この作品1970年代です。
 
 
しばし1970年のロンドンにタイムスリップを楽しみました。
 
被害者のこと考えると
なぜか緋色も研究やを思い出したり、ドラマのコールドケース5の儀式とかも浮かびましたね。
あとハリソンフォードのジョン・ブックだとかビレッジとかいう映画や千石イエスとか、、
そうです、あれ関係がらみの人でした。
ネタバレになるので深くは書きませんが。
 
ロンドン警察のクレメンツか彼の奥さんが犯人だったら最悪だなと思って読んでいたのでいい意味で裏切られました!
よかった。お子さんとともに幸せになってほしいご夫婦です。
 
トマスモアのユートピアの文章がちりばめられています。
 
今現在、いろいろな調べ物や会話さえもマルチタクス同時に行えるのですが当時の時間の流れ方を感じられたミステリー小説でした。
 
また富士鷹屋さんの通販を利用したいと思ってます。