仙台市の台原森林公園。

地下鉄南北線の台原駅に接し、仙台市の真ん中にある広大な緑地。

市民の憩いの空間になっているが、よくぞ開発されずに残った。


遊歩道は森の中。歩きやすく整備されている。


アスレチック広場の長い滑り台。

ターザンロープもあって、子供も遊べる。


蛍が生息する水辺。


7月にはこの辺りを源氏蛍が飛び交うそうだ。


ツツジの谷を過ぎると、


文学館に続く道に出る。


仙台文学館まで歩いて来てみた。

仙台ゆかりの文学者に関する資料が展示してある。

井上ひさし、小池真理子、伊集院静、北杜夫等。




井上ひさし原作のNHKテレビドラマ「ひょっこりひょうたん島」には、子供達の親が一度も登場しないのが不思議だった。


その謎が今日解けた。

サンデー先生と5人の子供達は最初にひょうたん島に遠足に行った時点で火山の噴火に巻き込まれ死んだ設定になっていたからなのだったのだ。あの子供達はみな死者だったのだ。


劇中に御詠歌や四国霊場が登場するのも、「死者の物語」の設定ゆえなのだそうだ。当時われわれは深いことを何も考えずに観ていたが。