運転中

 

ラジオから

 

刑務所の看守より

 

つらい仕事ですね~

 

との声が

 

流れてきた。

 

 

?????

 

 

 

なんの話かと

 

聞いていたら

 

オーケストラの演奏者の仕事のコトだった。

 

 

半分冗談、半分本気?

 

 

なんでも

 

オーケストラというものは

 

指揮者が絶対で

 

演奏者、

 

ひとりひとりの考えは

 

1ミリも必要ない。

 

 

なぜなら

 

ひとりひとりが個性を発揮すると

 

合奏が乱れるからだ。

 

 

 

話を聞いていて

 

それは違うと思った。

 

 

 

 

優秀な

 

オーケストラの指揮者とは、

 

素晴らしいオーケストラを率いていることではなく、

 

素晴らしいオーケストラを育てる力を持っている人のことを言うからだ。

 

 

 

ある指揮者が

 

伸び悩んでいる、

 

クラリネット奏者のひとりに、

 

コトバをかけた。

 

 

”いったん

 

 演奏することをやめて、

 

 一度、客席から演奏を聞いてごらん。”

 

 

 

 さっそく

 

クラリネット奏者は、

 

アドバイスに従い、

 

客席で観客とともに

 

音楽を堪能する。

 

 

 

その時、

 

クラリネット奏者は、

 

 はっと気づく。

 

 

 

今まで

 

自分は、 

 

誰よりも 

 

うまく吹こうと考えていた。。。

 

 

演奏前に、

 

客席のことなど

 

すこしも

 

考えたことはなかった。

 

 

しかし、

 

客席に身をおき 

 

感じてみて、

 

分かった。

 

 

うまく吹くことを超えて

 

自分自身が

 

音楽を楽しむこと。

 

音楽を絵に描いてみること。

 

音楽とダンスをすること。


それが

 

演奏をすることなんだと、

 

はじめて

 

気づいた。

 

 

 

 

成長につながる効果的な出会いは、

 

いきなり訪れる。

 

 

だから

 

みずからの予期せぬ成功に、

 

偶然、出会った時は、

 

その予期せぬ成功を追求することが大事。
 


ところが、

 

ほとんどの人は、

 

偶然

 

訪れた予期せぬ成功より、


付随してやってくる

 

恐怖、問題の方にばかり


気を取られてしまい、

 
その偶然、訪れた幸運を、


素通りさせてしまうことが多い。

 

 

 

じつは

 

あまり知られていないことだが

 

人間は 

 

自分が考えた通りの人間になる。