ウォーレン・バフェットの高校時代の友人の話

 

 

”ウォーレンは、

 

 列車を降りる時には、

 

 賭ける馬を決めていた。

 

 競馬場につくと

 

 あの馬は馬体が重すぎる。

 

 あの馬は、最近レースで良くない。

 

 あの馬は、タイムが良くない。

 

 と、馬を判断する方法を教えてくれたんだ。

 

 ウォーレンは、6~10ドルを本命に手堅くかけるスタイルだった。

 

 大きく賭ける時は

 

 オッズが良さそうな時だけ。

 

 たまに

 

 これと見込んだ馬には、新聞配達で苦労して稼いだ金を無くす危険もおかした。”

 

 

ウォーレンが16歳の時の話。

 

 

 

ウォーレン・バフェットは

 

一度だけ、

 

一人で競馬場へ行った。

 

そこで

 

第一レースをはずした。

 

でも、帰ろうとはしなかった。

 

損した分を取り返そうとして賭け続けた

 

結果

 

負けがこみ

 

175ドル以上の大損をしてしまう。

 

 

帰り道

 

お店に立ち寄り

 

その店で

 

一番値段の高い

 

サンデー(パフェ)を頼んだ。

 

 

そのサンデーを買ったら

 

とうとう財布の中は

 

からっぱになってしまった。

 

 

ウォーレンは

 

甘いサンデーを食べながら考えた。

 

損した分を取り戻すためには。。。

 

どれだけ新聞配達をしなければならないか。。。

 

 

一週間分の新聞配達料と同じだった。

 

 

ウオーレン・バフェットは

 

つくづく

 

馬鹿なことをしてしまったと反省をする。

 

 

”全レースにかけてはいけないんだ。”

 

”わたしは最悪の過ちをおかした。”

 

”損を出して、プラスマイナスゼロにしようとして深みにはまってしまった。”

 

 

その時、

 

ウォーレンが考えたルールがある。

 

ルール1 

 

1レースだけで帰る者はいない。

 

ルール2 

 

損するレースに賭けなくてもよい。

 

 

当たり前のことだった。

 

 

ウォーレン・バフェットは晩年、その時のことを思い出し

 

”胸がむかむかした。そういうことをやったのは、それが最後だ。”

 

 

こんな言葉がある。

 

売上は虚栄 

 

利益は健康 

 

キャッシュは現実