身近な自然観察 花その後 実生や蘖その後ほか

 しばらく書かずにいたため、やや時期を逸してしまいました。年末まで粘って花や葉を保っていたものが年明けとともに一気に散ってしまったものがいくつかありました(アメジストセージ、ケヤキの実生と蘖、モミジバスズカケノキの蘖)。年の区切りは人が決めたものですが、偶然うまくタイミングが合ったようです。アメジストセージは多年草で冬に地上部が枯れたようになり越冬するそうなのでまた春以降に緑になることでしょう。ケヤキの実生や蘖、モミジバスズカケノキの蘖は春に葉を出すでしょうか。


以下の記事(これらも続編ですが)の続編ということになります。
「花その後」(2020年12月16日)
「身近な自然 蘖(ひこばえ)と実生(みしょう)の緑(その4)」(2020年12月23日)

 

 今回は、特段何か調べての知識の拡充もなく、論考もなく、年明け後の状況記録だけです。

↓コバザクラ(フユザクラ)
 11月終わりから咲き続け元日も咲いていました。そして、1月25日もわずかに咲いていました(加筆)。春のソメイヨシノと違って葉は一切出さず、花だけ2か月間も静かに少しずつ咲き続けています。
↓コバザクラ(フユザクラ) 1月1日 

↓コバザクラ(フユザクラ)1月25日(追加しました)



↓オオジシバリ
 11月下旬から12月中旬までは黄色い花を咲かせていましたが、年末に白い綿になっていました。
↓オオジシバリ 12月29日 


↓オオジシバリ 1月18日 


↓アメジストセージ
 10月中旬から12月下旬まで紫の花を保っていましたが、年が明けたら葉も白くなり終わっていました。
アメジストセージ 1月18日 


↓オオキバナカタバミ
 11月下旬から年明け後も、ぱっとは咲いていませんが花を保っています。粘り強いです。
↓オオキバナカタバミ 1月1 日

↓オオキバナカタバミ 1月18日 


↓ユリオプスデージー
 11月下旬から年末に向けて花の勢いが増しましたが年明け後はしぼんでしまったようです。まだ蕾のようなものがありますが、下を向いているので終わったものでしょうか。
↓ユリオプスデージー 12月29日  

↓ユリオプスデージー 1月13日 


↓ケヤキ
 実生や蘖(ひこばえ)の葉は年末まで(ただしもう黄色になっていました)粘り強く残っていましたが年を越すと全部落ちました。
↓ケヤキ実生 12月29日

↓ケヤキ実生  1月8日 

↓ケヤキ蘖 12月29日 

↓ケヤキ蘖 1月13日 


↓モミジバスズカケノキ
 落葉樹の中では、かなり粘って12月21日時点でまだ緑の葉がたくさん残っていましたが、年を越えて全部落ちました。
↓モミジバスズカケノキ 1月13日 


↓イロハモミジ

 カエデ属の紅葉はかなり長く残っていましたが、年明け後はさすがにかなり無くなっていました。
↓イロハモミジ 12月14日 


↓イロハモミジ 12月17日 

↓イロハモミジ 1月1日
 

 

(おまけ)

↓センダンの実 1月1日 

 

 拙い記事をお読みくださりありがとうございました。