愛用の靴 ワークマン「建さんⅡ」

2020/11/12

補修や耐久性のことについて新しい記事にまとめましたが↓、概略はここの末尾にも記載しました。

 

 



 現在、事実上の愛用靴になっています。680円で買えて、靴底がウレタンではなくゴム製なので薄い割に長持ちし、軽くて履き心地もまずまずで、コスパはいいです。また、靴に「建さんⅡ」という名前がついているのも(これはブランド名なのか)ユニークですね。
 既におそらく5足目くらいになっていると思いますが、平日に毎日少なくとも12km程度歩いて、2か月程度持ちます(歩き方などで個人差はあると思います)。底に穴があく前にセメダイン製のシューズドクター(50mlで700円程度→数回分の補修に使えます)を磨り減った部分に盛りつけて補修するとさらに1~2か月持ちます。また、サイドと布地に少し隙間ができたら、普通の透明なボンドで補修できます(総合スーパーで売っている安価の運動靴ではサイドの合成皮がパリパリ割れてくるので上手く直せません)。

(↓2020/11/12追記)

  2か月という耐久性は短いとお感じになるかもしれませんが、そうでもないことを末尾に示しました(2020/11/12の記事から)。また、補修を上手く繰り返せば、1~2か月以上延命できる可能性があります。

 以前長く利用していた近所の総合スーパーで売られている1200円台(前は1000円以内だった)の廉価な運動靴が、同様の使い方により2か月で底に穴があいていたのと比較しても素晴らしいコスパです。確か1年半か、もっと前だったか、総合スーパーの運動靴が足に合わず全く履けない靴に入れ替わっていたことに気付いて総合スーパーの靴をやめました(この時、試し履きの重要性を初めて認識しました。安い時にサイズだけを見て買いためておいた4足ほどのストックが全部パーになりました。この(総合スーパーで売っている)ブランドの靴のストックに履き替えた時に初めて痛くて履けない靴だと初めて気付いたのです。廉価靴はブランド名が変わっても大体同じものだと高をくくっていました。)。その後、ほかには、コーナンの1200円台の作業靴を1回使い、割と長持ちして良かったのですが、今は値段で「建さんⅡ」になっています。

 「建さんⅡ」の見た目の印象は、甲の部分が簡素なキャンバス生地のデッキシューズ似で、底が地下足袋のゴム底のような感じです。色は黒、紺、白とありますが、私は必要に応じて塩素系漂白剤で内側を消毒することがあるため白を愛用しています。
 履き心地は、軽いですし、私にとっては足に馴染みやすいです。靴底のクッション性は無いですが、慣れれば苦にならなくなりますし(長い距離歩くと多少疲れますが、運動になったということで)、むしろ、地面を捉えるような素足感覚がいいという見方もあるようです。

 (2021/7/15追記 なお、上側は布地ですので、底が磨り減っての(穴や亀裂など)下からの水漏れ以前に、雨が本格的に降っている中で履けば、当然布地から水がしみてきますので追記しておきます。基本的なことなのに追記がかなり遅くなり申し訳ありません。100円ショップなどでも売っている防水スプレーを塗布するとどうなるか、まだ試していませんが、機会があれば試してみたいと思います。)

もしかすると期待できるかもしれないこと・・・あくまで個人的な想像で、データは何もありませんが。歩行による骨への衝撃は若さの維持に関係すること(これは以下参考のとおり確かなようです)から、クッション性のない靴はもしかするとそういう面ではいいのかもしれません(あくまで想像です)。同じ考え方からすると硬いヒールの靴やサンダルもいいことになりますがどうなのでしょう。)

(参考)骨への刺激と若さの維持

 以前、NHKスペシャル「人体」第三集・骨(2018/1/7放送とありました。もうそんなに経ったのか。)で、骨に歩行などによる衝撃が伝わらないと、骨細胞によってスクレロスチン(骨を作り過ぎないように作用するメッセージ物質)がたくさん作られ過ぎて骨量が減ってしまうこと(若い自転車競技の選手の骨粗鬆症の例、高齢者が大腿骨を骨折して入院をきっかけに寝たきりになる例)、骨量の減少は骨芽細胞が作るオステオカルシン(記憶力、筋力、生殖力を若く保つメッセージ物質)やオステオポンチン(骨髄内の免疫細胞を維持するメッセージ物質)の減少につながり、若さの維持に影響することが紹介されました。
https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_5.html

https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_5.html

 





 

耐久性、寿命について
以下、2020/11/23追記(2020/11/12の自分の記事から抜粋)

 一般的な感覚からすると、前回の記事(この記事)に書いた2か月程度(平日に毎日12km程度以上歩行の場合)という「建さんⅡ」の耐用寿命は短いと感じるかもしれません。そこで、少し他の例と比較してみます。ポイントは期間ではなく総歩行距離で考える点です。
 まず、以前の使用状況から、寿命となった総歩行距離は、おおよそですが、5(日/週)*4.2(週/月)*12(km/日)*2(月)=504kmくらいということになります。
 これに対してランニングシューズについて一つの目安があったので比較してみます。歩行と走行では違いますし、パフォーマンスを保っているかという問題はありますが、ALPEN GROUP MAGAZINEの記事にある、「ミッドソールが薄くて」軽いレース用シューズの寿命、走行距離300kmと比べて見劣りしないように思います。ミッドソールとは、衝撃吸収や足裏の保護用で、地面と接するアウトソールとインソールの中間のクッション性のある肉厚の部分です。「建さんⅡ」にはそもそもミッドソールに相当する部分が薄いどころか無いというかアウトソールがその機能を兼ねているようで、しかもそんなに厚い訳ではありません。
(参考記事)ALPEN GROUP MAGAZINE running2020.05.07「ランニングシューズの寿命は? 買い替え時期の目安や寿命を延ばす方法もご紹介」https://media.alpen-group.jp/media/detail/running_200507_01.html