グリーン葬 | ヤマガラ家のシーズー日記

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愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

この聞きなれない言葉は新しい言葉だと思います。誰が訳したのかは知りません。私は昨日知りました。

アメリカで、葬儀の形として遺体を堆肥化することが認められたのだそうです。そしてこれをグリーン葬と呼ぶのだそうです。

 

二酸化炭素問題が大きくなってきて、私は火葬を止めたらいいと思っていました。人間は大きいので、これを灰と骨にするにはかなりのエネルギーが必要です。一方自然界では通常死体は様々な生き物の食べ物になって循環していきます。他のものに変わっていくのです。人間だけがゴミを作っています。自然界にはゴミはありません。全てのモノー生き物の出す糞尿から骨から植物のあらゆる部分は循環しています。人間だけがこの循環の輪に入っていません。成長するのに大量の食物を必要とし、それを維持するのに食物だけでなく、様々なエネルギーを必要とするのに、それを返すどころか、自然界ではなかなか分解できないものをため込んでいるのが現状です。

だから、せめてこのエネルギーの塊の体だけでも自然に返すべきではないか、と思っていたんです。また燃やさないから二酸化炭素を出しません。他の生き物に循環していく過程で多少出るでしょうが、それは燃やすことで出る量の比較にならないと思います。

 

この方法の問題は殺人事件との区別がつかなくなることだと思っていましたが、アメリカやヨーロッパで広がり始めたので、私がその時を迎えるまでには日本でもシステムができて、うまくいくのではないかと思っています。ちなみに現在だと、これにかかる費用は約65万だそうで、病院から火葬場直行でやってもらう費用より高いです。

 

この方法だと土になることができるので、木に生まれ変われるんじゃないか、と思えます。

早く日本に入ってこないかな~と待っています。